Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

MEGADETH

MEGADETH(US/米)

#55 / PEACE SELLS...BUT WHO'S BUYING / 1986

★★★★★★★

Megadeth peace sells (320x320)

インテレクチュアル・スラッシュ・メタルと言われてますね。フュージョン畑の…ジャズ畑だったかな?とにかく畑違いのドラマー、ガル・サミュエルソンがいた頃のスラッシュメタルの名盤中の名盤です。これはもうプログレ・メタルとも言えそうな楽曲なんですね。当時PVもよく見かけました。マーティ加入後も2枚くらいはメガデス印のスラッシュメタルを演ってましたね。色々あって…現在はメンバーを替え、この頃の路線のアップデイトみたいなところに落ち着いているようで喜んでおります。素行の悪さでMETALLICAをクビになったデイヴ。結果的には良かったのでは。というか早いか遅いかの違いだけで、どっちみち辞めてたと思う。最近の作品は気合が入っててすこぶるいい感じではあるものの、やっぱこれは越えられないんだよね~。Remixed & RemasteredもLIVE CD付きの25th Deluxe Editionも買いました。3枚持ってることになるわけで…まんまと嵌まっているね。



#233 / KILLING IS MY BUSINESS...AND BUSINESS IS GOOD / 1985

★★★★★

Megadeth killing is my business

METALLICAをクビになったムステインの記念すべきデビュー作です。現在に至るまでの長きにわたる歴史はここから始まったのでありました。MEGADETHとの最初の出会いは“WELCOME TO THE METAL ZONE”という2枚組オムニバスアルバム。今で言うコンピレーションアルバムだね。収録されていたのは“Skull Beneath the Skin”でした。とにかく音質が良くないなと思ったことだけは覚えているだね。だからこの1stはしばらく買わなかったんだよ。買ったのは2002年のジャケを差し替えたリミックス&リマスター盤だぞ。なかなかいいアルバムなだけに、“These Boots”の歌詞がピー音まみれにされているのがとても残念。あとはMETALLICAの1stにも収録されたデイヴの曲(歌詞違いで曲名は“The Four Horsemen”)が収録されています。本物は“Mechanix”というタイトルなんだね。



#359 / RUST IN PEACE / 1990

★★★★★

Megadeth rust in peace (317x320)

ギターとドラムは前作のみで解雇され、この4thから新たに加わったメンバーは…今や日本では有名な変な外国人マーティ・フリードマンとニック・メンザでした。最強の布陣が完成したわけですね。とにかく元CACOPHONYの面目躍如なプレイがとても新鮮でスリリング。素人耳にも難しそうなフレーズを楽しそうに弾きまくってるね。ところが…デイヴのややこしいリフはマーティさんも弾くのがムズいらしい。まあ変則的なものは本人に任せるとして、役割分担がハッキリして良かったみたいね。デイヴはMETALLICAのジェームズに勝ちたいんだよ。だからヴォーカル&リズムギターで奴を超えてやろうってことなんでしょ?このライバル関係がそれぞれにとって飛躍の原動力になったのでしょう。結局のところバンドの格としてはMETALLICAがモンスターすぎて話にならないけど、今現在演ってる音楽そのものの勝負なら、昔からのファンの多くはMEGADETHに軍配を上げるに違いない。



#537 / COUNTDOWN TO EXTINCTION / 1992

★★★★★

Megadeth countdown to extinction (319x320)

かっちりした音づくりが印象的な1枚。ギターは新宿在住のマーティさん。メタリカのブラックアルバムの音も好きだけど、それに対抗した感ありありのこのアルバムの音も好きだな~。ポイントはドラムの音なのかな?ちょうどこの頃に画期的な技術革新でもあったのかね?これぞ「メタル!」って感じでドンピシャの音だったから車で大音量で聴いたよね。メタリカ相手に売上じゃ勝負にならなくても作品としては勝ってると思うよデイブ。さて話は変わりますが、過去の名作群は別として現在のスラッシュ四天王を発表します。MEGADETHは残留。あとはEXODUSとTESTAMENTDEATH ANGELに入れ替えます!2010年は往年のスラッシャー達がナイスな新作をリリースしてくれました。2011年もよろしくお願いします。



#942 / SO FAR, SO GOOD…SO WHAT! / 1988

★★★★

Megadeth so far, so good

薬漬け時代に作られた3rdです。やっつけ仕事感バリバリの作品となりました。この時期のみの良く知らないドラマーとギター(先に雇われたMALICEのジェイ・レイノルズの師匠?)が参加してる。それでも音がいいのはメジャーバンドだからこそでしょう。最終的なミキシングはマイケル・ワグナーだってさ。2004年リリースのリミックス&リマスター盤に至ってはメジャー感バリバリに生まれ変わってます。このアルバムが特に酷いという印象は個人的には皆無なんですね。ラフな雰囲気もアリだと思うわけ。ジャケは酷い。本家スティーブ・ジョーンズが参加したSEX PISTOLSのカバー“Anarchy in the U.K.”は普通だった。MOTLEY CRUEのバージョンに負けてるかな。クリフ・バートンを偲んで書かれた“In My Darkest Hour”はそういう予備知識を持って聴くとデイヴの歌声が咽び泣いているように聴こえたりします。



#1325 / YOUTHANASIA / 1994

★★★★

Megadeth youthanasia (320x320)

2016年5月21日、ニック・メンザが亡くなったそうです。ライブ中の心臓発作、51歳だって。この世代が亡くなったりすると、まあショックだよね。というわけでもちろんMEGADETHだ。メンザは在籍中4枚のアルバムに参加してますがコレはその3作目、通算6枚目のアルバムです。在籍期間はマーティ・フリードマンとほぼ一緒でセールス面で言えば二人が居た時代が黄金期ということになるでしょう。ただ個人的にはこのアルバムあたりからMEGADETH熱が冷めてしまいましたな。カッティングリフが印象的な“終わりなき旅路/Train of Consequences”とムステインのヴォーカルが開眼した“A Tout le Monde”は良かったけどね。前作も微妙な路線ではありましたがカッチリした音が好きだったから救われたんだけども、やっぱりマーティ・フリードマンのプレイを活かしたいなら前々作「RUST IN PEACE」の路線が正解でしょう。ムステインとマーティの異なる個性のギターバトルをもっと聴いてみたかったよね。



#1681 / CRYPTIC WRITINGS / 1997

★★★★

Megadeth cryptic writings (320x320)

通算7枚目のアルバムはこれまでのマックス・ノーマンに代わりダン・ハフがプロデュース。メジャー感があっていい音ですな。そのプロデューサーのお父さんが指揮を執るオーケストラが全面協力しており、よく作り込まれている印象だ。スケール感はあれどまずまず普通の曲調が多いかな。ビッグ4のMETALLICAが宗旨替えした後だけに…オープニング曲“Trust”の冒頭部分でエレフソンがU2の“New Years Day”みたいなフレーズを弾き出した時にはビビりましたが、聴き進めると「LOAD」みたいなことになっているわけではなく一安心。これまでのような刺激は薄れたけどね。#3の冒頭部分にサーチャーズの“Needles & Pins”を挿入する荒技を披露。サーチャーズはまあBEATLESみたいなグループですね。British Invationのひとつで“Love Potion No.9”が有名かな。個人的にはデイヴ臭がプンプンの“She-wolf”や“Vortex”あたりのクセが強いリフが出てくると「これこれ!」と思うよね。やっぱこの路線がいいな。ジャケはブードゥー教の絵文字らしい。どうやら現在のメンバーはデイヴ、ジュニア、キコ様、SOILWORKのドラマー という布陣。新譜が楽しみだね。



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