Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

MOTLEY CRUE

MÖTLEY CRÜE(US/米)

#174 / TOO FAST FOR LOVE / 1981

★★★★

Motley Crue too fast for love

LAのクラブシーンではそこそこ有名だったと思われるLONDONのニッキー・シックスが、トミー・リー、ミック・マーズ、ヴィンス・ニール(トミーとは高校時代の友人)と結成したバンドのデビューアルバム「華麗なる激情」です。デビュー作にして全米77位を獲得、LAメタルムーブメントの火付け役となりました。自主制作アルバムをリミックス(ロイ・トーマス・ベイカー)したものなので音質は良くないし、演奏も上手くはないね。それでも、モトリーにさほど愛着がない者としては、今作が一番好きです。若さ漲るラフなロックは基本的にワイルド、そこにスリージーな感覚を伴っているのが特長で、雰囲気だけは一丁前(笑)。ちょっとした新しさも感じられる。とりあえず、後の作品群より硬派なロックを演っているのは間違いない。偶然エアチェックした音源を気に入って聴いてたからね、他のアルバムより思い入れもある。たしか”Live Wire”、”Merry-Go-Round”、”Piece of Your Action”、”On with the Show”の4曲だったね。タイトルチューンの”Too Fast for Love”は含まれていなかったけれど、アルバムのハイライトを的確に切り取ったナイス・オンエアでした。ヴィンス・ニールは結構好きです。ミック・マーズのギターはイマイチかな。ソロもあるけど…あるってだけ。LAメタル好きのメンバーがいた時代に、モトリーをコピーしたこともありましたな。”Smokn’ in the Boys Room”と”Home Sweet Home”というベタな選曲でした。ちなみに、これらは今作収録曲ではなく、85年の3rdアルバム「THEATRE OF PAIN」の代表曲です。返す返すも音質が残念なデビュー作なので、リマスター盤をお勧めいたします。



#525 / THEATRE OF PAIN / 1985

★★★★

Motley Crew theatre of pain

ヴィンス・ニールが起こしたの交通事故によって亡くなったハノイ・ロックスのドラマー、ラズルに捧げられた印象的なジャケの3rdアルバムです。グラム・メタル化を更に押し進めた結果、全米6位4×プラチナ獲得作品に。しかしこの快進撃と並行して、ドラッグ・アルコール問題も深刻化していくのでした。個人的にはデビュー作「TOO FAST FOR LOVE/華麗なる激情」以外それほど興味がないのですが、元々カバー曲の“Smokin' in the Boys Room”と、バラード“Home Sweet Home”(トミー・リーのピアノはギターに差し替えて)をコピーしたことがあるゆえ、今作に関しては少しだけ特別なものになっています。師匠にとっても注目バンドではなかった(ドラマーは多少乗り気だったかも)から、言い出しっぺは一時期ベースを担当していたSクンだったと思う。多目的ガレージという名の倉庫「ジャーゴン」でのライブが思い出されます。WORLD MOTIONというセミプロ?との共演(華蔵寺公園でも共演)、LAメタル丸出しのSクンの衣装(スパッツ他)、30年以上前の懐かしい出来事。同時期にDOKKENの“Tooth and Nail”やTNTの “Seven Seas”もコピーしたような…記憶が徐々に曖昧になってくるのを実感する今日この頃であります。モトリーは一応2ndも聴いたし、4th(全米2位)、5th(全米1位)も大ヒット作だから聴いたけどね、あのパーティーロックのノリがちょっと苦手だった。そういえば6thも中古盤を買ったかな。



#2174 / SHOUT AT THE DEVIL / 1983

★★★★

Motley Crue shout at the devil

ラフ&ワイルドだった1stより分かり易いHMになり、その存在を世界に知らしめた2ndアルバムです。かといって3rdほど洗練されているわけでもなく、いい意味でその中間路線といった感じで、名実ともにLAメタルのリーダーとなりました。なのでデビューアルバムと同様、さすがに馴染みの曲が多いですね。タイトルチューンの”Shout at the Devil”とか”Looks That Kill”とか、貸しレコードかエアチェック音源かMTVか解らないが、曲はよく覚えている。美しいインスト”聖なる野獣/God Bless the Children of the Beast”からの凡庸なビートルズ・カバー”Helter Skelter”も収録。アルバム中で異色と思われる”Red Hot”は、欧州産HMの香りが漂っているところがいい。一番好きかも。この曲は、ニッキー・シックスだけでなく、ミック・マーズとヴィンス・ニールも曲作りに関わっているためだと思われます。ヴォーカル・メロはニールによるものでしょうね。好きなタイプの声質で、そのうえメロも良い。あとは”恋をするには若すぎる/Too Young to Fall in Love”あたりが懐かしいね。後のアルバム収録曲も、MTVでPVがオンエアされたものに関しては当然刷り込まれています。CD化に際して、悪魔主義云々という難癖を付けられ、メンバー写真ジャケに差し替えられてしまったアルバムでもあります。件のジャケは悪魔の象徴とされる逆五芒星、デザインとしてはいたってシンプルなものなので、とりあえず馴染みのあるUS盤ジャケを載せておきます。



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