HOUSE OF LORDS
HOUSE OF LORDS(US/米)
#1204 / HOUSE OF LORDS / 1988
★★★★
そこそこ名のあるミュージシャンたちが結成したバンドのデビューアルバム「神々の舘」です。演っているのはメロディアスハードで個人的には、下手すると聴き流してしまうタイプの音楽だ。しかしながら、面子が面子だけに完成度は高いです。エグゼクティブ・プロデューサーにジーン・シモンズ。メンバーはグレッグ・ジェフリアとその仲間たち(笑) ギタリストのラニー・コードラはこの後MAGDALLANそしてそのつながりでKEN TAMPLINで活躍。オシャレで凝った音楽を演っててそっちは一時期マイブームだった。ベースはQUIET RIOTのチャック・ライト。ドラマーはACCEPTやFIFTH ANGELやCHASTAINやIMPELLITTERIのケン・メリー。そこに、この手の音楽には合ってないんじゃないかと思われる骨太ヴォーカリストという布陣。
#1493 / DEMONS DOWN / 1992
★★★★
グレッグ・ジェフリアとヴォーカルを除くメンバーを一新した3rdアルバムです。中心人物が変わっていないので音楽性は特に変わらず。そしてバンドはこれにて一旦解散となります。お疲れ様ってな感じで、かつてジーン・シモンズがプロデュースを担当した縁からポール・スタンレーが1曲ゲスト参加してます。今作のみ参加したギタリストはこの後マイク・トランプのFREAK OF NATUREに参加。同じく元QUIET RIOTのベーシストはGREAT WHITEに納まりました。ちなみにXYZにも参加しており、その繋がりでDOKKENにも参加、更にはROUGH CUTTにもと、人脈をフルに生かして結構な人気者らしい。ドラマーは輝かしいキャリアを誇るトミー・アルドリッジだね。PAT TRAVERSやGARY MOOREやOZZY OSBOURNEやMARSやWHITESNAKEその他の重鎮ですよ。ヴォーカリストのジェームズ・クリスチャンはラニー・コードラ繋がりでMAGDALLANの「BIG BANG」にコーラスとして2曲でゲスト参加。同じくケン・メリー繋がりでIMPELLITTERIの「ANSWER TO THE MASTER」にもゲスト参加しております。