Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

FREEDOM CALL

FREEDOM CALL(Germany/独)

#2173 / CRYSTAL EMPIRE / 2001

★★★★

Freedom Call crystal empire

MOON’DOCのシンガー率いるメロディック・パワーメタル・バンドの2ndアルバムです。他のメンバーは、GAMMA RAYのドラマー(「SOMEWHERE OUT IN SPACE」と「POWERPLANT」で叩いている)、ベースも元MOON’DOCのメンバー、ギターは間もなくHELLOWEENのメンバーとなるサシャ・ゲルストナーという布陣です。ゲストにROUGH SILKの鍵盤も参戦。コーラスに後のDREAMTIDEでヴォーカルを担当するオラフ・ゼンクバイルの名も。ジャケから想像される世界観がベタで清々しい。ただし、ストリングスやクワイアが登場すればBLIND GUARDIAN風、哀メロならHELLOWEEN風、両者が混在すればGAMMA RAY風という感じで、概ねどの曲調も、いずれかのバンドに当てはまってしまうのは玉に瑕ですがね。こうなると、シンガーの声もどことなくカイ・ハンセンみたいに聴こえたりする。歌唱そのものはMOON’DOCの方が良かった。スピードを抑えた曲の方が実力を発揮できると思われます。個性が死んじゃったね。にしても、ホントに同じ人なのか?ハスキーヴォイスがハスキーじゃなくなるなんてことあります?ヴォイトレで声の出し方を変えたのかしら。イントロの#1はBLIND GUARDIAN、#2はHELLOWEEN(サビメロはモロ)、#3はGAMMA RAY(勇壮なクワイア)、#6はBLIND GUARDIANといった具合。各バンドの要素が混在している曲もあり、どの要素が勝っているか分析してみるのも一興かもね。カイ・ハンセンとマイケル・キスクしか思い浮かばないファニー系の楽曲”Farewell”は良かった。ジャケまでもGAMMA RAY的陰陽構図だなと思ったら、ヘニユ・リヒターの作品でした。



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