Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

HELLOWEEN

HELLOWEEN(Germany/独)

#69 / KEEPER OF THE SEVEN KEYS PARTⅡ / 1988

★★★★★

Helloween keeper2 (320x316)

同郷の先輩であるSCORPIONSやACCEPTはジャーマンメタルというかヨーロピアンメタルだったよね。ツーバス・ツインリード・クサメロが三種の神器のジャーマンメタルはハロウィンからでした。その後のパワーメタル、パワースラッシュ、メロディックパワーメタル等ちょっとややこしくなりますが、細かい事は気にしない。概ねそういうタイプの音楽を気に入って聴いてたな。このバンドもBURRNのレビューをきっかけに聴くようになって、ギターのカイ・ハンセンの歌唱が弱点だったところにマイケル・キスクが加入して「最強じゃん!」と思ったわけ。だからPART1でもいいんだけどね。とりあえずイチオシはこの「守護神伝第二章」にしてみました。曲の出来はこちらの方が勝ってるかな。“Eagle Fly Free”はとにかくかっこいいし“Rise and Fall”のファニーな感じもハロウィンならではでグッド。キスク効果と思われるキャッチーな“Dr. Stein”や“I Want Out”の新機軸も好印象。そして大作“守護神伝”からの“Save Us”ですよ。こりゃ堪らん。1&2の2枚組も存在するのでそれがベストだと思ってたら、今はボートラ追加のエクスパンディッドエディションとかあるみたい。この時代のシングルB面曲を侮ってはなるまいぞ。アルバムに収録されてたって誰も文句は言いますまい。



#210 / KEEPER OF THE SEVEN KEYS PARTⅠ / 1987

★★★★★

Helloween keeper 1 (320x320)

マイケル・キスク加入後初のアルバム「守護神伝第一章」です。第二章と合わせてコレがハロウィンのハイライトだったと個人的に思うのであります。もちろん現在でも活動は継続中ですが、どうにも現ヴォーカリストのアンディ・デリスが好きになれないんだな。新しい作品はほとんど聴いてないけれども、加入してから2,3枚聴いてハロウィンの声じゃないなと思ったよ。音楽性に合ってないと思うのだがいかがでしょう?このアルバムからは“I’m Alive”とか“Twilight of the Gods”とか“Future World”とか嬉々として聴いてましたな。もちろん“Helloween”もね。PVも懐かしいね。当然のように短縮ヴァージョンで「やっぱりね」と思いました。第二章発表後カイ・ハンセンが脱退し、アルバムを重ねるごとにメロディックパワーメタルの要素は減り、おそらくその原因になったであろうキスクも脱退します。その後カイ・ハンセンはGAMMA RAYを中心に自分の好きなことをやりまくります。キスクはいくつかのメタル系アルバムにゲスト参加する程度でしたが、今はUNISONICというバンドで再びカイ・ハンセンと合流。



#323 / WALLS OF JERICHO / 1985

★★★★★

Helloween walls of jericho (320x320)

ジャケはエリコの城壁をぶち壊すカボチャの怪物(進撃の巨人か!?)…London Bridge is falling down, falling down, falling down. London Bridge is falling down, My fair lady…からの“Ride the Sky”で始まる1stフルアルバムです。マイケル・キスクは最初からいたわけじゃないのね。よってこのデビューアルバムで歌っているのはギターのカイ・ハンセン。ヘタウマ系かな(笑) ラルフ・シーパースが抜けた現在のGAMMA RAYと同じスタイルだね。そんなヴォーカルの未熟さなど些細なことと思わせるほど当時としてはインパクトのある楽曲でしたな。”Guardians”とか”How Many Tears”もイイですよ。これから買う人は2006年のエクスパンディッド・エディションがお薦め。デビュー・ミニ・アルバムも初シングル曲“Judas”も“Don’t Run for Cover”も収録。更にリミックス&ライブ&別バージョン等収録のDisc2が付いてます。



#1170 / THE BEST, THE REST, THE RARE / 1991

★★★★★

Helloween the best the rest the rare (320x320)

カイ・ハンセン時代のベスト盤です。カセットテープの音源しか持ってなかった“Judas”目当てで買ったと記憶してます。ベスト部分はまずまずの選曲ではありますが、やはり不満はあるね。“I’m Alive”や“Eagle Fly Free”はマストでしょ!? 喰い足りなさの原因は“ハロウィン”と“守護神伝”の長尺2曲を入れてしまったから。まあその代わり、この盤にはタイトル通りのレア音源が収録されてるから時間の関係で仕方ないんだな。当時の目玉はシングルB面曲(“Livin Ain’t No Crime”と“Save Us”と“Savage”)で…まさかA面曲をカットするわけにいかないもんね(笑) 1曲目が“I Want Out”って段階で、キスクから聴いた人たちはガッツポーズだろうが、カイがヴォーカルを兼任していた時代のアグレッシブ路線が好きなファンは「マジか?」と思ったはず。ベストCDは自分で作るのが一番という結論ですな。これらB面曲たちも今では別の盤で聴くことができます。



#1929 / LIVE IN THE U.K. / 1989

★★★★

Helloween keepers live

ファースト・ライブ・アルバムは今となっては貴重な音源になってしまった。最大のポイントは、マイケル・キスク+カイ・ハンセン時代のライブであるということ。アンディ・デリス時代に興味がない人にとっては尚更。「守護神伝第二章」をリリースした88年の音源(次作「ピンク・バブルズ・ゴー・エイプ」で失速する前)なので、ここしかあるまいという絶妙なタイミングでのリリース。地域によりアルバムタイトルが異なります。日本盤はご存知「KEEPERS LIVE」ですが、EU盤は「LIVE IN THE UK」でUS盤は「I WANT OUT - LIVE」らしい。ちなみに欧州盤と日米盤ではジャケも違うが…かぼちゃはかぼちゃ。ライブならではの長尺アレンジにより収録曲はわずか7曲、収録時間も50分という食い足りなさは否めず。選曲どうこうという問題ではないね。出来はともかく音源はあるはずだから、倍くらいの尺で発表されることを期待したい。とにかくキスクが凄いです。全く破綻しない。前回紹介したGAMMA RAY「ALIVE ‘95」に於けるカイのヴォーカルとは比較になりません。グリーグのペール・ギュント”In the Hall of the Mountain King”からの”Future World”はカイ・ハンセンの定番だが、おかげで9分半の尺に。”How Many Tears”も然り。”Dr. Stein”前のMCも要らないでしょ。いろいろ省けばあと3曲増やせたよね。調べてみたら…2019年にComplete Editionてのが出てるじゃん。全16曲。手に入れるでしょ!



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