STONE
STONE(Finland/芬蘭)
#1210 / EMOTIONAL PLAYGROUND / 1991
★★★★★
北欧スラッシャーの4thでラストアルバムです。スラッシュメタルと言うよりはスピードメタルでしょうか。テクニカル・スピードメタルだな。WATCHTOWERあたりが思い浮かぶ方向性。疾走曲のギターはザクザク(ベースはゴリゴリ)していて気持ちいい。ツインギターのちょっとしたフレーズも風変わりで素敵です。ギターの片割れは後にCHILDREN OF BODOMやSINERGYに参加しているみたいだね。ちなみにドラマーはAMORPHISに参加。このバンドの肝はベース&ヴォーカルのヤンネ何ちゃら(読めない!)って人でしょうか。硬い音色のベースサウンドはスティーヴ・ハリスの如し。テクニカルと形容されるにふさわしい活躍ぶりです。野暮ったい声質のヴォーカルはパンク系の方が似合いそうだが、オクターブ下とユニゾンで重ねてみたり工夫があるから逆に印象に残る。居そうで居ないタイプなのかな、結構クセになります。