Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

JOEY TAFOLLA

JOEY TAFOLLA(US/米)

#1578 / INFRA-BLUE / 1991

★★★★

Joey Tafolla infra-blue (320x320)

ネオクラ・ギターインスト作品です。JAG PANZERのギタリストでした。師匠にテープを聴かせてもらった記憶がありますが…一度聴いただけなのでよく覚えていません。確かなのは、当時で言うところの「速弾き」だったということだけ。調べてみたらこの人、同じ歳なんだね。タメ・ミュージシャンはどうしたって贔屓目に見てしまいますな。ネオクラなデビュー作(トニー・マカパイン、ポール・ギルバート参加)からフュージョン系のいい感じにシフトした2ndソロアルバムです。凡百のギターインスト作品から華麗なる脱却ともいえますが、同時期にネオクラブームは収束していたわけですよ。すべてはマイク・ヴァーニーの嗅覚…というかマイク自身が飽きちゃったんだと思う。デビュー作は当時流行のネオクラ路線で、ブームが去った今回は別路線でみたいな。この振り幅はなかなかのもの。ゲストにEUROPEのキー・マルセロ。ドラムはマイク・ヴァーニー御用達ディーン・カストロノヴォ。それ以上に目立ってるのが、ヘッドレスベースとともに裏ジャケに写るベーシストで、とりあえず弾きまくってます。ギターとユニゾンの高速フレーズはMR. BIGの如し。ジョン・オンダー?…なるほど、後にVITALIJ KUPRIJのソロに参加した流れでARTENSIONでも弾いてる人だったのね。



#2206 / OUT OF THE SUN / 1987

★★★★

Joey Tafolla out of the sun

ネオクラ・ギターインスト作品です。JAG PANZER脱退後にマイク・ヴァーニ―と出逢い、そこで紹介されたトニー・マカパインからギターとピアノを学び、更にはGITでポール・ギルバートにも教わったという経緯から両先生もゲスト参加。ポールは4曲でタフォーラとギターソロバトルを展開、マカパインはギターではなくプロデュースとキーボード(同じくソロバトルあり)を担当している。ベーシストはRISING FORCEでツアーの経験もある人らしいが、オープニング曲”Eternity’s End”の中にいきなりのベースソロタイムがあったのには驚いた。1曲目でやることじゃないよね!? ドラマーは元JAG PANZERらしい。すでに多くのギターヒーローがデビューした後だから、ネオクラで勝負するのはちょっと分が悪いでしょ。同時期のネオクラ作品と比較しても遜色ない出来ですが、文字通り二番煎じ感は否めない。後追いで、しかもデビュー作ともなれば、オープニングチューンに美味しいベースソロをぶち込まれても、ポールの圧倒的なソロが目立っても致し方なし。しかしだ!真の実力は、ネオクラ臭を一掃した2ndアルバムにて発揮されることになるのでした。ところで、収録曲に“Samurai”(曲調にはお江戸感があるかも)というのがあるのですが、自動的にCACOPHONYの“Ninja”を連想してしまうのは私だけでしょうか。サムライ、ニンジャ、カミカゼ等、アメリカ人にとってメジャーな神秘系日本語ワードなんですね。フジヤマ、ハラキリ(「セップク」はMR.BIGがアルバムタイトルに使用)よりはいいのか。スシ、テンプラじゃ締まらないし、モッタイナイでは訳がわからない。



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