Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

ARTENSION

ARTENSION(US/米)

#1799 / PHOENIX RISING / 1997

★★★★

Artension phoenix rising

デビュー作と同じメンツの2ndアルバム。今回も曲は正統派であるものの、前作では敢えて封印していた個々の技を大々的にフィーチャーしてきた感じ。ソロ作品で妖力解放させてもらえる立場の実力者たちなれど、こうなるのは必然でしょう。筆頭はジョン・ウエストの歌唱力。オープニング曲で一級品のポテンシャルを証明します。圧巻はタイトルチューンに於けるスクリーム。この驚愕の音域は気持ちいいね。デイヴ・リー・ロスの高音ファルセットよりも、更にはSTEELHEARTのマイク・マティアヴィッチよりも力強い。同曲中で嫌というほど聴かせてくれます。だいたいこういうのは1か所か2か所に留めるものだけどね。ヴィタリ・クープリも前作とは打って変わって力を開放。弾き倒してます。ロジャー・スタッフルバッハも負けじと弾きまくり。ただし力業が多い人だからあまり印象には残るフレーズがありません。これらの出たがりな面々を確かな技術で支えるのがケヴィン・チャウンとマイク・テラーナ両名。ということで結局のところいい塩梅に纏まってるわけね。何しろ曲のベーシックな部分は普通だから…曲に凝りだしたら無敵かも。前作収録のインストとかネオクラ曲とか、このメンツでそれをやらない方が不自然だと思う。



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