Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

CHROMING ROSE

CHROMING ROSE(Germany/独)

#696 / LOUIS XIV / 1990

★★★★

Chroming Rose louis xiv (320x318)

BLIND GUARDIANHEAVENS GATEとほぼ同世代バンドのデビューアルバム「ルイ14世」です。タイトル曲が何かのオムニバスアルバムに収録されてまして、それを気に入ってたまたま出くわした中古盤を購入したと記憶しております。結果的にはタイトル曲だけが突出していたというよくあるパターンだったかな。少々たよりない高音ヴォーカルとツインギターという編成からAGENT STEELLIZZY BORDENやNITRO等を期待したのですが…よくよく聴いてみるとやっぱ同郷のHELLOWEENかなと。特にカイ・ハンセンが歌ってた初期のHELLOWEENだね。そこに時折RUNNING WILDの大仰さが加わる感じだ。まあ要するにジャーマンメタルの先輩たちのいいとこ取りってことね。音質がイマイチですが、デビュー作としては及第点でしょう。イントロ、アウトロ(なんとヨーデル)を置くコンセプトは個人的にポイントが高い。枚数を重ねる毎にメロディック・スピード・メタルではなくなってくるので、お勧めは本作と次作ってことになるかな。



#1412 / GARDEN OF EDEN / 1991

★★★★

Chroming Rose エデンの秘密 (320x317)

2ndアルバム「エデンの秘密」です。次作ではヘヴィ路線にシフトしてしまうので、スピードメタルを演っている点では貴重だと思うけどね、デビューアルバム(特にタイトルチューン)でやり尽くした感は否めません。序盤戦はあからさまにHELLOWEEN(マイケル・キスク在籍時の)化しており、やっちまったなと思いましたが…印象的なリフ(#8とか)やフレーズ、歌メロで個性を主張して頑張ってる。トータルすればジャーマン臭は薄まり前作から確実にグレードアップしたね。音質も向上してスピード一辺倒ではない凝った曲を演ってます。ハイライトは9分超のタイトルチューンなんだろうが比較的シンプルな仕上がり。前回の“ルイ14世”は色んなアイデアを繋ぎ合わせた大作でしたが、今回は散漫な感じが無い地に足の着いた大作となりました。エンディングにはドイツ人お得意のビアソング調の“ヘヴィ・バースデイ”を持ってきた。この手のメタルは同郷のTANKARDやLIVING DEATHが先駆者になるのかな。楽しさが伝わってくるから好き。



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