Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

LIVING DEATH

LIVING DEATH(Germany/独)

#242 / BACK TO THE WEAPONS / 1986

★★★★

Living Death (320x313)

前回のAGENT STEELの傑作EPに引き続きまして、これまたEPなのが残念なジャーマン・パワースラッシュの名盤でございます。コレはレコードを持っております。レコードプレイヤーもあるんだけど、やっぱCDがほしいよね。というわけで随分と時間がかかってしまいましたが、やっと手に入れましたよ。当然ですが、合せて「PROTECTED FROM REALITY」もゲットしました。スラッシュ1歩手前のアグレッシブ系は間違いなし。ドイツもアメリカも関係ないね。先日レコードを整理してたら、このアルバムを収納してあったレコード袋からKINNIEのレシートが出てきました。袋はKINNIEの物ではなかったから、不意を突かれて妙に懐かしい気持ちになりました。おそらくタジに買ってきてもらったんだと思われる。大学の所在地の関係で池袋の輸入盤店には何度か足を運んだが新宿はテリトリーじゃなかったからちょいちょい頼んでたっけ。学生としては交通費もバカにならないし。タジといえば、彼はここまでアグレッシブなものはそれほど好みではなく、このアルバムを33回転で聴くと丁度いいと言ってたのも思い出したよ。若い世代にとっては「何のこっちゃ?」でしょうけどね(笑)懐かしい話ですな。



#582 / PROTECTED FROM REALITY / 1987

★★★★

Living Death protected from reality (320x320)

前作のEPはそれなりの衝撃がありましたが、まあ音質は良くないし、それゆえタイトさに欠ける作品であり、何よりバランスがイマイチでした。ヴォーカルが出過ぎるミックス。確かにね、ノイジーな歌唱がこの暴虐性の象徴だから前面に出したいでしょうけど。後のダニ・フィルスのような稀有な金切り声なんですね。一般的には不快感しかないでしょう。激音に慣れているなら、心地よくノイジー、ウルサイとは感じないかも。ギターもエフェクトマックスの轟音でB級感に溢れている。EPとは打って変わってとても聴きやすい音質です。やってることは変わらないけど各楽器が明瞭になりました。ただし、前作で出過ぎていたヴォーカルが、今回は引っ込み過ぎている(笑) なぜ丁度良くならない!? レコードを買った手前、当時はよく聴いたね。その後CDを買い直して聴いてみたら…それほどの作品じゃないと感じてしまった。ジャケは「サイコ」のモーテルを想起させます。EPのジャケも良かったね。LIVING DEATHがらみの「CHRISTMAS METAL PROJECT」ってのも当時からずっと聴きたかったんだけど…無いんだよね~。そろそろどうにかならんすか?
追伸)どうにかなりました。が、期待が膨らみ過ぎていたようです。リアルタイムで聴かなきゃダメなやつ~。



#1671 / KILLING IN ACTION / 1991

★★★★

Living Death killing in action (320x320)

自分がレコードを持っているすでに紹介済みの2枚を、CDで入手しようと思ってもなかなか見つからなかった時代、中古屋で出会って速攻手にした1枚。スタイルは3rdの頃とほとんど変わっていないようですがね、確かに演奏はイケてると思うのだが…暴虐性の主役だったヴォーカリストが交替してしまったのが痛いです。同系統ではありますが、前任者トーステン・ベルグマンとは似て非なるもの。果たしてお目当てのアルバムの代用品とは成り得ず、1度聴いてCDラックに納まり、次にもう一度聴いたのは、オークションに出品するにあたっての動作確認のためだったという代物。思い入れはないかな。やっぱあの声じゃないとね~、せいぜいLIVING DEAD止まりではなかろうか。「生き地獄」と「生ける屍」の差ですな。前者はとりあえず生きており、後者はすでに死んでいるということでございます。ジャケもダメだ~。



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