PETER FRAMPTON
PETER FRAMPTON(UK/英)
#520 / FRAMPTON COMES ALIVE! / 1976
★★★★

元HUMBLE PIEのギターボーカルです。SMALL FACES(ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フーと共にイギリスの「ビッグ4」)を脱退したスティーヴ・マリオットと組んだバンドでしたが、バンドのカラーに合わなくなり脱退。ソロ活動の舞台をアメリカに移し、その全米ツアーで徐々に人気を高めていくわけだ。本人は嫌がっていてもそこは元アイドル、ルックスはいけてるし、声もいいし、歌も上手いし、アメリカで売れたのは必然だったかも。オーディエンスの歓声が盛られているかどうかはともかくとして、黄色い歓声寄りであることは間違いない。で、このツアーを収録した2枚組ライブ・アルバムがこちら。全米1位を獲得、全世界で1000万枚を売り上げたモンスターアルバムであり、この後ライブ・アルバム・ブームが起こるほどの影響力があったそうです。そして何より、ライブならではの楽しさが伝わってくる傑作実況録音盤なんですね。CD化に際して1枚に纏められましたが、2001年に4曲追加で曲順も変更した2枚組の、25周年デラックス・エディション盤がリリースされました。個人的にフランプトンからイメージされるのは、“Show Me the Way”のトーキングモジュレーター(TALK BOX)と、ハムバッカー3発搭載のギブソンレスポール。グレコのコピーモデル(EG-600だけどパンケーキではない)を入手しましたよ。”Show Me the Way”(全英10位全米6位)は名曲ですね。アルバムのハイライトと断言する。“Baby, I Love Your Way/君を求めて”(全英43位全米12位)も懐かしい。ところで、フランプトンはデビッド・ボウイの後輩なんだってさ。10歳の頃には昼休みに一緒にギターを弾いていたらしい。凄い組み合わせだよね。2人で組んでたら凄いことになってたかも。その後フランプトンは11歳でデビューするのでした。
#1036 / FRAMPTON / 1975
★★★★

「ピーター・プランクトン」などと言っていた世代なら誰でも知っている“Show Me the Way”と“Baby, I Love Your Way”が収録されている4thアルバムだから買ってみました。結果的には…やっぱり印象に残るのはこの2曲だけでしたが、ライブバージョンが染みついているせいでスタジオバージョンは違和感しかないのです(笑) 個人的には「カムズ・アライブ!」だけでいいや。GrecoのEG600PBゲットしました。ソリッドボディですよ。「屋根裏部屋」をご参照ください。ちなみにフランプトンはFramptoneという会社をつくってトーキングモジュレーターを売っているらしい。BBA時代のJEFF BECKは“迷信”でトーキングモジュレーターを使っていましたが、“Show Me the Way”を聴いて使うのをやめたそうです。