Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

SCHEHERAZADE

SCHEHERAZADE(JPN)

#2122 / THE ORIGINAL~Songs for Scheherazade / 2009

★★★★

画像の説明

NOVELAはSCHEHERAZADE平山照継、五十嵐久勝、永川敏郎、秋田鋭次郎)と山水館(高橋ヨシロウ、山根基嗣)が合体して結成されました。ちなみにこの時メンバーから外れた、SCHEHERAZADEを立ち上げたベーシスト大久保寿太郎は後にSTARLESSを結成。同じく初期メンバーのドラマーはPAGEANTに参加。傑作「パラダイス・ロスト」を最後に、山水館チーム(ヨシロウの後任笹井りゅうじは後にVIENNAを結成)と秋田(後任に西田竜一)はACTIONを結成。その後も、アンジーはソロに、永川はGERARD結成ということでテルだけになってしまったNOVELAでした。新メンバーを迎えて路線変更を余儀なくされ結局解散。路線を戻してTERU’S SYMPHONIAを結成。いろいろあって92年に大久保、テル、アンジー、永川、立ち上げメンバーのドラマー(ほどなくSTARLESSのドラマーに交代)でSCHEHERAZADE再結成してアルバムリリース。そしてまた活動休止。95年にはテル、アンジー、永川、ヨシロウでNOVELA再結成。25周年記念の2002年に再々結成。2010年2ndアルバムをリリース。そして翌年に出たのがコレというわけ。日本のプログレ畑の話、ファンじゃないとわかりにくいね。当時のシェラザードは、ANGEL、URIAH HEEP、RAINBOW、JUDAS PRIESTなどから影響を受けていたらしく、なるほど本作2曲目などはRAINBOWを想起せずにはいられない。個人的には”名もなき夜のために”あたりから「キタキタ」って感じ。TERU’S SYMPHONIAとして発表済みの”Ever Forever”もよかった。UKみたいな部分もあったのね。NOVELAのデビューアルバムからの”魅惑劇”と”少年期~時の崖”、「SECRET TAKES」に収録されている”特急列車”と”怒りの矢を放て!”。あとはこの時点でのオリジナルか。音像はヘヴィになっているが楽しめた。アンジーの発声のクセが凄まじいことになっているのは流石に気になる(笑) ビブラート?たぶんだけど、恭司先輩同様、久勝パイセン流の加齢に打ち勝つためのテクではないかと。往年の高音域を駆使するために行き着いた唱法だと思う。エフェクトも含めさすがにやりすぎ感は否めず、ファンからしても笑うしかない。



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