Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

JOHNNY WINTER

JOHNNY WINTER(US/米)

#1049 / LIVE JOHNNY WINTER AND / 1971

★★★★

Johnny Winter and live

2014年に70歳で亡くなった「100万ドルのギタリスト」の異名を持つブルースのレジェンドです。その昔映像で見た印象は、白い肌に刺青の強面。当時はアルビノ(ちなみに弟のエドガーも同様)や斜視なんて言葉は知らなかったけれど、ジョニー・ウィンターに関しては間違いなく個性でした。全米40位/全英20位の今作「ライヴ」では、40分強の収録時間の中、ファットなボーカルと同時進行で目いっぱい弾き倒しています。指がもつれたり、ピッキングをミスったり、そんなのはお構いなし(笑) そして、もう一人のギタリストは去年77歳で亡くなったリック・デリンジャーです。こちらも負けじと弾きまくっています。明確なソロパートもあるけれど、ウィンターのリフの音が大きくて邪魔。それどころか、リフを弾いていたはずなのに最終的にはソロっぽくなってデリンジャーの音に被せてくる始末(笑) 下積み時代からお世話になっている人だから仕方ない。ドラマーは後にCAPTAIN BEYONDに参加するボビー・コールドウェル。音源はNYフィルモア・イースト公演とフロリダ公演となっており、収録曲のほとんどがカバー曲で構成されています。B.B.キングのカバーは12分弱ですが、後にボートラ追加されたフィルモア・イースト音源はなんと2倍近い尺に。このコード進行だったら永遠に弾き続けられそうだから、演奏時間はウィンター次第なのだ。ROLLING STONESの“Jumpin’ Jack Flash”、”火の玉ロック”や”のっぽのサリー”(リトル・リチャード)を含む”Rock and Roll Medley”、CHUCK BERRYの“Johnny B. Goode”は誰もが知る定番カバーでしょう。こうなると逆に、唯一オリジナル曲”Mean Town Blues”が目立ってる。演奏時間は9分、カントリー調のアップテンポの中、デリンジャーも交えつつ生き生きとしたプレイがいいね。



#2429 / JOHNNY WINTER AND / 1970

★★★★

Johnny Winter and

全米154位を記録した4thアルバムです。”Rock and Roll, Hoochie Koo”(全米23位)が収録されているから聴いておこうかなと。言わずと知れたリック・デリンジャーの名作です。というわけで今作からマッコイズの盟友たち(ベース、ドラム)と共に参加しています。エドガー・ウィンターの穴を埋めるべく起用された面々、つまりANDはマッコイズのことなのかな。ジョニー・ウインターのために最初に書いた曲ということで、自身の役割としてのロックンロール要素を持ち込むべく作曲したらしいです。ちなみに”Hoochie Koo”は”セクシーでワイルド”を意味するスラング。続けて訳すと”ワイルドでノリノリのロックンロール”ということになりますが、その実”ロックンロール”はデリンジャーの新しい要素を、”フーチー・クー”はブルースの王様たるウィンターのイメージを残したってことらしい。デリンジャーは73年のソロデビューアルバム「ALL AMERICAN BOY」で自身のボーカルにより再録音しています。個人的にはコピー候補曲として師匠に聴かされたデリンジャー・バージョンの方が断然馴染み深いな。同じくデリンジャー作の”Look Up”、”Funky Music”もいいアクセントになっています。やっぱ個人的にブルーズ一辺倒は厳しいからね。次作にあたる「LIVE JOHNNY WINTER AND」の印象が強いから勢いは劣るけれど、歌も演奏もやっぱり上手いんだなってことがわかって良かった(笑) さすがスタジオ作品といったところ。



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