JAMES MURPHY
JAMES MURPHY（US/米）
#1619 / FEEDING THE MACHINE / 1999
★★★★
スラッシュ／デス界隈では有名な渡り鳥ギタリスト。AGENT STEELからキャリアが始まって、HALLOWS EVEでは作品は残せずツアーのみ、その後DEATHの3rd「SPIRITUAL HEALING」やOBITUARYの2nd「CAUSE OF DEATH」を経て、遂には大好きなTESTAMENTに招聘され「LOW」をレコーディングします。ところがTESTAMENTは解散。これはそのタイミングで作られた2ndアルバムです。ちなみにTESTAMENTは復活してジェームズはもう1枚「THE GATHERING」に参加、スティーブ・ディジョルジオとデイブ・ロンバードという強力リズム陣との共演も果たしました。で今作のベースもディジョルジオ、ドラマーはシュラプネル御用達ディーン・カストロノヴォ。ゲストにTESTAMENTのチャック・ビリーという布陣。その他にも、ARTENSIONのジョン・ウエストとヴィタリ・クープリ、MAGELLANのトレント・ガードナー、あとはGEEZERのヴォーカルやスチュアート・ハムなど。アルバムが総じてヘヴィなのは概ね想定内ですが(笑)特筆すべきは歌入りとインストが交互に繰り出されるってところ。やりそうでやらない配置が面白い。インストはカバーが2曲。＃６がDIXIE DREGSで＃８が…聴き覚えがある曲だったけどディメオラの曲だとは気付かなかった。そっち方面も興味あるのね。
