Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

BONFIRE

BONFIRE(Germany/独)

#1178 / POINT BLANK / 1989

★★★★

Bonfire point blank (320x320)

ジャーマン・メロディック・ロック・バンドの3rdアルバムです。彼らの作品中では2ndと並び有名ですね。メロディック枠全体の中でも名盤とされているようです。なるほど曲が粒ぞろい。外部のソングライターに頼るってありがちなパターンでも結果が良ければいいじゃないすか。アグレッシブなヤツが好みの人たちには全く受け入れられないタイプだけどね、そこまでハードロック度が低いわけじゃないのでメロディックロックへの入り口になる可能性はある。そっち方面の新しめのバンドを聴くよりいいと思うよ。趣味嗜好って年齢に因る所が大きいじゃない!? ある程度歳とってから聴いてみたら結構いいじゃんみたいな。大きく括れば同じジャンルだからね。ラックに眠ってるメロディック系、たまにはチェックしてみよう。というわけで“Hard on Me”とか“You’re Back”とか“Say Goodbye”とか“Youth Patrol”とか“Know Right Now”とか“Who’s Foolin’ Who”とか…コンパクトな曲で矢継早に繰り出される珠玉のメロディを是非ご堪能あれ。



#1918 / LIVE...THE BEST / 1993

★★★★

Bonfire live

アメリカナイズされた4th「KNOCK OUT」が不評で、どうしたBONFIREという状況でリリース(この時すでにシンガーは脱退してマイケル・ボーマンに交代していたらしい)されたライブ盤です。89~90年の本国でのポイント・ブランク・ツアー音源より編集されたものらしいので、名盤3rd「POINT BLANK」からの曲が中心(7曲/16曲)となっているのがうれしい。ちなみに2nd「FIRE WORKS」からもおいしいところを5曲選曲。アルバム・タイトルに偽りなし、ベスト・チョイスされた曲がベスト・メンバーによって演奏される素晴らしいライブアルバムだと思う。ギターはもちろんエンジェル・シュライファー。ドラマーは元TYRAN’ PACE。そしてツアー・メンバーとしてマイケル・ヴォス(元MAD MAX~CASANOVA)がギターとコーラスでゲスト参加しているのが最大のポイントだ。スタジオバージョンよりハードな音像でね、バリバリのハードロック・バンドだったことが確認できます。よほど馬が合ったのか、後に2羽の渡り鳥(シュライファーとヴォス)はDEMON DRIVEを結成します。ヴォスがらみの作品は総じて良い印象があるので、名前を見るとチェックしたくなってしまう。演ってるのはメロディックHMですが、そんじょそこらのメタル系ライブを聴く余裕があるなら、その前にコレを聴きましょ。



#2065 / FIREWORKS / 1987

★★★★

Bonfire fire workd

助っ人ドラマーにケン・メリーを迎えた2ndアルバム。ギターは…次作POINT BLANKで弾いているエンジェル・シュライファーと比較するとどうしても聴き劣りしてしまう。ちなみにデビュー作「DON’T TOUCH THE LIGHT」(今作とのカップリング盤あり)はハナからSCORPIONS丸出しでね、まずボーカルがマイネの声に似ており、ギターもヤプス的、更には曲調から歌メロに至るまでが、ウリ以降の…というかマイネが喉を痛めた後のソフト路線スコピ。何なら同バンドのコピーと言われても納得してしまう。そして今回、SCORPIONS臭が抜け(100%ではないが)ギターも垢ぬけた。リバーブ過多ではあるが音像がゴージャスになった。結果、ジャーマンだか何だかわからない普通のメロディック・ロックになっている。PRETTY MAIDSみたいな”Ready 4 Reaction”から当たり障りのないヤツが続き、中盤”You Make Me Feel”では遂に悪い癖が…SCORPIONSのバラードを2~3曲混ぜたみたいな曲(笑)。しかしこうなると不思議なもので、SCORPIONS丸出しの曲を期待してしまう。つまりは、他の曲に魅力が乏しいってことかな。けど今作を経たからこそだよね、次作は文句なしに素晴らしいです。



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