BAD COMPANY
BAD COMPANY(UK/英)
#978 / BAD COMPANY / 1974
★★★★
FREE解散後ポール・ロジャースが結成したバンドのデビュー・アルバムです。今回の相棒はMOTT THE HOOPLEのミック・ラルフス。彼で思い出すのは何と言ってもGRECO MRですね。どの程度使っていたのか定かではありませんが「M」のインレイが印象的なギターでした。そう、モデル名はMick Ralphsの略だったのね。森園先輩のMoRizonoじゃなかった(笑) ドラマーはFREEの盟友。でベーシストが何とKING CRIMSONの「ISLANDS」に抜擢されてLIVE盤「EARTHBOUND」にも音源を残したボズ・バレル!さらにクリムゾンからメル・コリンズもゲスト参戦。スーパーグループですね。名曲“Can’t Get Enough”で始まるこのアルバム、FREEのラストアルバム「HEARTBREAKER」と同一路線でしょうか。いい意味でもっとポップかな。ポールは自然体がいいんだね。特に力むことも無く上手いんだから降参ですな。“Can’t Get Enough”だけが出色の出来なのはFREE時代と同じパターンだね。いいのは1曲目だけという…。まったりしたツインリードが最高です。当時カセットテープに録ってあったんだけど、テープの最後だったため尻切れトンボ状態でした。何度も聴いたテープだから、どこで途切れていたのかハッキリ覚えています。当時はポール・ロジャースの名前すら知らずに聴いてたな~。あまりハードじゃないから当時はハマらなかった。“Can’t Get Enough”と聞いて真っ先に思い浮かぶのはSCORPIONSですから!