MOTT THE HOOPLE
MOTT THE HOOPLE(UK/英)
#1561 / THE HOOPLE / 1974
★★★★
活動期間が69年~74年という古株のグラムロック・バンドです。シンガーは、その後のソロ活動の方が遥かに長いイアン・ハンター。ギターはミック・ラルフスや、ごく短い間ミック・ロンソンも居たようです。ラルフスといえばGreco MRシリーズですね。所有しているMR-600を「屋根裏部屋」にupしてありますので、興味がある方は合わせてご覧くださいませ。さてHOOPLEですが、グラムロックにはさほどそそられないので長らくスルーしておりましたが、縁あって今作を聴くことになりまして、聴いてみたら結構良かったです。ジャケは有名だ思われる7thアルバムです。残念ながらラルフス脱退後の作品。ちなみに脱退したラルフスは、FREEのポール・ロジャース、サイモン・カークとBAD COMPANYを結成するのでした。今作は本国で一番売れたアルバムです。ハンターの歌い回しは間違いなくグラムロックのソレですが、グラム臭はそれほどではないようで、グラム臭がちょっと残ったハードロックという趣が、個人的には丁度いいのかもしれません。“Trudi's Song”辺りの塩梅が絶妙でした。