XYZ
XYZ(US/米)
#1548 / XYZ / 1989
★★★★

ドン・ドッケンがプロデュースしたデビューアルバムゆえDOKKENみたいな音楽ということで良さそうだ。ちょっとバラード系が多いのはどう考えても売れ線狙いですよね。ヴォーカルはいいです。プロデューサー様を凌駕する実力を持っていらっしゃる。何ならDOKKENの楽曲で歌ってほしいくらいのクオリティだ(笑) この声で“Tooth and Nail”とか聴いてみたいね。。ギターも及第点なんだけど…比較対象がジョージ・リンチとなると相手が悪いってもんだ。当然あそこまでワイルドでキレッキレではありません。曲は可もなく不可もなし。キラーチューンの一つもあれば集中できるんだけどね、あまり面白いとは思えませんでした。ドンはプロデューサーの方が天職だと思うのだが、この程度の作品だとまたディオ様にダメ出しされかねないね(笑) バンドはアルバムをもう1枚出して解散。その後再結成したらしいですが、今作以外はすべて未聴です。