Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

STEVE MILLER BAND

THE STEVE MILLER BAND(US/米)

#254 / GREATEST HITS 1974-78 / 1978

★★★★★

Steve Miller Band (320x320)

66年に結成された古株ブルース・ロック・バンドです。活動初期にはボズ・スキャッグスが在籍したことでも知られています。ハードロック以前のバンドなので、出自はサイケデリック・ロックということになりますか。バンドの全盛期はボズを始めとする全てのメンバー脱退後の70年代で、8thアルバム「ジョーカー」(73)が全米1位を獲得してから。9th「鷹の爪」(76)からの先行シングル”Take the Money and Run”が全米11位、”Fly like an Eagle”は全米2位を記録します。続く10th「ペガサスの祈り」(78)の頃には、スタジアム級のライブを展開するビッグネームになっていましたが、ツアー終了後に活動休止。再開後に12th「ABRACADABRA」(83)でもう一発当てますが、その後は尻すぼみ。それでも2016年に「ロックの殿堂」入りを果たし、一応現在も活動中とのこと。76年の“Take the Money and Run”が想い出の1曲です。洋楽に興味を持ち始めた頃に、偶然出会った曲でしたね。あとは”Jungle Love”、”Jet Airliner”もお気に入りです。クロスオーバーイレブンというFMラジオで録音した“The Joker”も懐かしい。ナレーターを務めていた津嘉山正種さんの低音voiceに癒された同輩は多いでしょう。前任の横内正さんのナレーションも然り。開始当初はあの渋谷陽一氏が選曲していたという伝説の番組なんだよ。確かにクロスオーバーな選曲でした。



#339 / FLY LIKE AN EAGLE / 1976

★★★★

Steve Miller Band fly like an eagle (320x320)

レフティ用のギターを弾くジャケが印象的な、全盛期の9thアルバム「鷹の爪」(日本では唐辛子の代名詞)です。ミラーを含む3人のメンバーとゲスト7名によって20曲以上レコーディングされ、そのうち12曲を収録、残りの曲の殆どは次作「BOOK OF DREAMS/ペガサスの祈り」に回されました。全米3位を獲得、全英でも最高11位を記録しました。したがって、このトリオ編成+助っ人という布陣が黄金期のメンバーってことになっちゃうのか。1976年にタイムリープできる想い出の1曲“Take the Money and Run”はシングルカットされ全米11位。ギターソロがありそうでないのが特徴で、ストロークプレイでソロパートを乗り切っている。破天荒でしょ。ヒットしたからオンエアされて、たまたまそれを録音したという縁。そう、件のカセットテープに録音されているのは半分以上そんな感じなのね。共通点は洋楽であるということだけで、今作のようなブルースロックもあれば、ディスコ&ソウル、ポップス、映画音楽など、76年当時にヒットした曲がジャンルを問わず混在している代物。最初に手に入れたのがベスト盤だったから、そこに収録されている曲が数割増しでよく聴こえるのは致し方ない。タイトルチューン(全米2位)をはじめ、“Rock’n Me”(全米1位/全英11位)、”Wild Mountain Honey”、”Serenade”、”Dance, Dance, Dance”がベスト盤にチョイスされています。



#727 / BOOK OF DREAMS / 1977

★★★★

Steve Miller Band book of dreams (320x320)

好きな1曲(想い出の1曲)のためにアルバムを買ったっていいじゃないか!
経験上、好きな1曲に共通する何か(その時代の香り)がアルバム全体にも漂っている例が多いので、後悔はしないと思う。とは言うものの…金銭的余裕が無い人は、その曲が自分にとってどれほど価値があるものなのかよ~く考えてからにしましょう。
邦題「ペガサスの祈り」。想い出の曲は"Jet Airliner”と"Jungle Love“ですよね。





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