RUNAWAYS
THE RUNAWAYS(US/米)
#421 / THE RUNAWAYS / 1976
★★★★
皆が口を揃えて“Cherry Bomb”しか覚えてないと言うかもしれませんね。特にいい曲ってわけじゃないけど見た目のインパクトがね…チェリー・カリー(16歳)の悩殺ルックに少年たちはときめいたわけですよ。というわけでそのサクランボ爆弾を1曲目に据えたランナウェイズのデビューアルバム『悩殺爆弾~禁断のロックンロール・クイーン』です。面白いから日本盤のシングルのジャケを載せときます。“チェリー・ボンブ”だって(笑)確かにインパクトはあるしボムよりボンブの方が破壊力がありそうだけど。じゃあtombやthumbはトンブとかサンブになっちゃうのかって話さ。ギターはジョーン・ジェット(ヴォーカルも)にリタ・フォード(師匠は一時期黒のエクスプローラーを弾いていましたな)だぞ。
#851 / QUEENS OF NOISE / 1977
★★★★
悩殺ランジェリールックの衝撃で日本では本当に人気があったビッグ・イン・ジャパン・ガールズ・バンドの2ndアルバムです。デビューアルバムは似たり寄ったりの曲が並んでいて“チェリー・ボム”以外は全く印象に残りませんでしたが、今回はバリエーションが増えましたね。演奏も上手くなった。どのソロがどっちかイマイチわからないけど2人のギタリスト(ほとんどリタ・フォード?)も結構弾きまくってる。ジョーン・ジェットがリードヴォーカルの曲もいい。良くも悪くも青春の1ページであることは間違いないのでありました。特に想い出はないけどちょっと聴いてみようかという人には、数々のシングルのジャケが拝めるという特典もある『JAPANESE SINGLE COLLECTION』の方がおススメです。