Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

RUNAWAYS

THE RUNAWAYS(US/米)

#421 / THE RUNAWAYS / 1976

★★★★

画像の説明

同世代のほとんどが“Cherry Bomb”(オリコン洋楽部門1位)しか覚えていないと言うかもしれませんが、あとは”悪魔のネオン・エンジェル”とか、とにかく日本で人気があったガールズバンドです。特に名曲ってわけじゃない(ジョーン・ジェット作)けどね、♪チチチチチチ…♪ですよ。何より見た目のインパクトが凄かった。チェリー・カリー(16歳)の悩殺コスチューム(コルセットとガーターベルト)に少年たちはときめいたわけです。しっかり声が出ているところも素晴らしい。というわけでそのサクランボ爆弾を1曲目に据えたランナウェイズのデビューアルバム「悩殺爆弾~禁断のロックンロール・クイーンです。各メンバーには手本とするイメージがあったそうで、シェリー・カ-リーはデヴィッド・ボウイ、ジョーン・ジェット(ボーカルも務めるパンクス。サンディと共に立ち上げメンバー)はスージー・クワトロ、リタ・フォード(ハードロック志向のギタリスト。師匠は高3の時Greco EX800:黒のエクスプローラーを弾いていました。所謂リタ・フォード・モデルはゼブラのハムバッカーを2発搭載)はリッチー・ブラックモアとジェフ・ベック、サンディ・ウェスト(2006年死去)はロジャー・テイラー、ジャッキー・フォックス(ハーバード法科大学院を経て弁護士に転身。同級生にバラク・オバマ!)はジーン・シモンズだったらしい。KISS、QUEEN、RAINBOW、王道すぎて微笑ましいです。ちなみに、初期メンバーだったミッキ(マイケル)・スティールは後にTHE BANGLESに加入しました。この人のイメージは誰だろう?バングルスでのステージングからしてジーン・シモンズではなさそう。当時の映像を見ると、ジョーン・ジェットはゴールドのレスポール・デラックス、ジャッキーはサンダーバードを使用。“チェリー・ボンブ”としたのはいいアイデアでしたね。インパクトはあるしボムよりボンブの方が破壊力がありそうだ(笑) さりとてtombやthumbをトンブとかサンブと読ませているのを見たことはない。つまり”チェリー・ボンブ”は邦題です。面白いから日本盤シングルのジャケを載せました。



#851 / QUEENS OF NOISE / 1977

★★★★

Runaways queens of noise (300x300)

悩殺ランジェリールックの衝撃で日本では本当に人気があったビッグ・イン・ジャパン・ガールズ・バンドの2ndアルバムです。デビューアルバムは似たり寄ったりの曲が並んでいて“チェリー・ボム”以外は全く印象に残りませんでしたが、今回はバリエーションが増えましたね。演奏も上手くなった。どのソロがどっちかイマイチわからないけど2人のギタリスト(ほとんどリタ・フォード?)も結構弾きまくってる。ジョーン・ジェットがリードヴォーカルの曲もいい。良くも悪くも青春の1ページであることは間違いないのでありました。特に想い出はないけどちょっと聴いてみようかという人には、数々のシングルのジャケが拝めるという特典もある『JAPANESE SINGLE COLLECTION』の方がおススメです。



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