JAN&DEAN
JAN&DEAN(US/米)
#987 / SURF CITY / 1963
★★★★

ジャン・バリーとディーン・トーレンスのデュオです。サーフロックのパイオニアなんですね。当時としては画期的なサーフィンとのコラボという新機軸。ただし、ちょい遅れ(ほぼ同期)でBEACH BOYSが完成度の高いものを提示してしまったので…そちらを先に聴いてしまうとマズイかな。コピーバンドにしか聴こえなくなっちゃうから(笑) “バーバラ・アン”とかビーチボーイズも演ってる曲は尚更辛い。同じ曲で比較されるのは完全にアウトです。にもかかわらずビーチボーイズとの関係が密なもんだからブライアン・ウィルソンがちょっと関わったり、挙句の果てにはビーチボーイズが全面的に参加したジャン&ディーンのアルバムなんかもあったりする。“Catch a Wave”の替え歌をヒットさせたりもしている。二番煎じ感が否めない彼らも62年~66年くらいにはヒット曲を連発してたんだって。その代表的な曲がこの“Surf City”なんだね。これだけはBEACH BOYSに負けてないね。と思ったら…ブライアン・ウィルソンとの共作でした(笑) 特に思い入れが無ければベスト盤を1枚聴けばいいグループです。