DRUID
DRUID(UK/英)
#805 / TOWARD THE SUN / 1975
★★★★★

古き良き時代のプログレ最終章でございます。イギリスの伝統的な癒し系フォークプログレのデビューアルバム。まずヴォーカルの声がジョン・アンダーソン似だしベースの音(リッケンバッカー?)もスクワイアみたいだからYES(特に「究極」の頃の)に聴こえちゃうね。CAMELみたいな部分もあれどあそこまでファンタジーではなく、田園風景が思い浮かぶと言ってもCARAVANほどではない。どれもこれも中途半端って意味じゃないよ。程よいブレンドと言っておきましょうか。総合すると最も似た雰囲気を持っているのはオーストラリアのSEBASTIAN HARDIEだと思うんだけどね。共通点は「大らかさ」かな。ギターがヴォーカルも兼ねてるって意外な共通点もあるんだぜ。