Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

BON JOVI

BON JOVI(US/米)

#315 / SLIPPERY WHEN WET / 1986

★★★★

Bon Jovi slippery when wet (320x320)

MTVで“Runaway/夜明けのランナウェイ”を聴いたのみで、リアルタイムではほぼ聴かなかったバンドです。それにしてもまさかこんなに売れるとは。総売り上げ1億2千万枚の長者番付レベルですよ。パーティーロック、アリーナロックなMTV世代の代表的バンドでしょう。当時我々の仲間内では「軟弱」などと切り捨ててましたけど。さて、その爆売れの幕開けとなった3rdアルバム「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」です。邦題なのに英語とはこれ如何に。たしかにアルバム収録曲ではあるけれど…。アルバムは全米をはじめ世界数か国にて1位を獲得。シングルでは”You Give Love a Bad Name/禁じられた愛”、”Livin’ on a Prayer”(ヴォコーダーで有名な)が1位。でもね、このアルバムを聴いたのはリリースされて10年後くらいだったかも。好みの音楽ではないけれど、とにかく有無を言わせぬ歌メロの秀逸さに脱帽です。サビメロに繋がるヴァースでの盛り上げ方がさすがに上手いよね。売れるには理由があるというわけさ。その最たるものが前出2曲で、アルバムのハイライトで間違いない。同じくシングル曲で、バンドの特長のひとつであるカントリー&ウエスタン調の”Wanted Dead or Alive”は7位に。ちなみに掲載ジャケは日本盤のもの、差し替えられる前のオリジナルアートワークはコレなのね。



#526 / NEW JERSEY / 1988

★★★★

Bon Jovi new jersey

ダイヤモンドディスク(売上1200万枚)に認定された前作「SLIPPERY WHEN WET/ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」に続き全米1位を獲得、さらに全英でも1位を記録した7×プラチナ爆売れ4thアルバムです。ともにMTVでヘビーローテーションだった第一弾シングル、“Bad Medicine”(全米1位)、第二弾“Born to Be My Baby”(同3位)を皮切りに、”I’ll Be There for You”(1位)、”Lay Your Hands on Me”(7位)、”Living in Sin”(9位)と5曲のシングルを全米トップ10入りさせた、まさに時代を象徴するアルバムです。サポート陣も前作同様、プロデュースにブルース・フェアバーン、そしていかにも売れ筋の楽曲にはデズモンド・チャイルドが関わっているってのがポイントですね。アートワークはヒュー・サイム。2匹目のドジョウを狙って制作され、ウナギが釣れてしまったといった感じかな。ハードロックと言うのは憚られるもほどのよく出来たメロディは鼻に付くものの、その素晴らしさには有無を言わせぬところがあり、個人的には”Blood on Blood”がお気に入りになっている。これもデズモンド・チャイルド作品であり、まんまと嵌ってしまったことを実感するのでした。カントリースタイルの”Love for Sale”でアルバムが締め括られるのもいいですな。余談ですが、ちょっと前まBON JOVIネタといえば椿鬼奴でしたが、遂に「なかやまきんに君」時代の到来です。「Bon Joviさんからメッセージが来た!!」公認アンバサダーに任命され快諾。



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