Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

八つ墓村

八つ墓村

#118 / 1977 / JPN

八つ墓村 (319x450)
監督:野村芳太郎 原作:横溝正史
脚本:橋本忍 音楽:芥川也寸志
出演:渥美清 萩原健一 小川真由美
      山崎努 山本陽子 市原悦子
      中野良子 加藤嘉 井川比佐志
      下條正巳 藤岡琢也 夏純子
      大滝秀治 夏八木勲 田中邦衛
      風間杜夫 島田陽子 稲葉義男ほか

夏八木さんの役どころは落ち武者。そもそも落ち武者伝説を利用した殺人事件の話だから重要なキャストなわけです。生首がカッと目を見開くシーンは夏木勲(当時の芸名で縁起かつぎのため角川春樹に「八」を取られたとか)ここにありって存在感でしたね。青白いメイクは微妙だったけど祟りっぽさを狙って?小川真由美も同様のメイクを施した場面があったよね。ラストの田治見家炎上を丘から見下ろす尼子義孝とその一派の姿も印象深い。お馴染みの横溝正史シリーズとは違うので賛否両論はありますが、別物と捉えれば楽しめるじゃん。まあ師匠は認めてないけどね。確かに渥美清は寅次郎だし金田一耕介は石坂浩二だろうけど…オールスターキャストだから許そうよ。山崎努の熱演もあるし。八つ墓村といえば田治見要蔵による村人惨殺シーン(血しぶき飛び過ぎ)がその武装した姿を含め語り草になってるよね。もちろん濃茶の尼の「祟りじゃ~」も。結局、山崎・夏木両氏の熱演を筆頭に、ショーケンや小川真由美や山本陽子の存在感もハンパないから(市原悦子だってどんな老人メイクを施そうとも声が「日本むかし話」だもの)渥美さんは結局あまり目立ってないわけで、市川崑監督が石坂金田一でコレを映画化しなくて正解だったのでは?(見たかった気もするけど)この作品は野村監督の演出で良かったんじゃないかね、師匠。

邦題

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