ウエストワールド
ウエストワールド
#51 / West World / 1973(米)
監督/脚本:マイケル・クライトン 撮影:ジーン・ポリト 音楽:フレッド・カーリン 出演:ユル・ブリンナーほか
ありありの近未来ものですがSF映画の傑作とさせて頂きたい。舞台はデロスというレジャーランド。精巧に作られたロボットたちがお客様の接待をするはずが、ちょっとしたことから暴走を始めるというストーリーだ。で、その暴走ロボットの1体がユル・ブリンナーなんだね。ロボットだから喋らない。無言で執拗に追い回す。恐え。しかもその恰好は「荒野の七人」のクリスそのもの。それだけでいかにも強敵って気がする。こういう遊び心が映画好きには堪らんのです。アイデア賞!できることなら「荒野の七人」を見てから「ウエストワールド」を見てほしい。