WINTERS BANE
WINTERS BANE(US/米)
#586 / HEART OF A KILLER / 1993
★★★★
殺人鬼の心臓を移植したコヘイガン判事の末路を描くコンセプトアルバム(ただし前半の6曲目まで)。ホラー映画によくあるような話だけど、とにかくヴォーカルが凄いと思った。バンドの音楽はAGENT STEELの進化型みたいなんだけどヴォーカルだけに耳を傾けると…ポテンシャルはあのエリック・アダムス級だと衝撃だったね。これがティム・リッパー・オーエンス。ゴッドの後任としてJUDAS PRIESTに加入するシンデレラボーイですわ。JPのコピーバンドで歌ってるのが認められたらしいね。その後のICED EARTHはまずまずだったけどソロアルバムやらインギーのアルバムでは宝の持ち腐れ状態が続いてるね。JP在籍時のライブで昔の曲の歌いっぷりは凄かっただけにインギーに飼い殺しにされませんように。ゴッドでさえ年齢による劣化はあるのだから、そうなる前に一発凄いのをかましてほしい。