Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

TED NUGENT

TED NUGENT(US/米)

#1998 / CAT SCRATCH FEVER / 1977

★★★★

Ted Nugent cat scratch fever

もちろん名前は知っていた。初めて聴いたのはヤングジョッキー。オンエアされたのはおそらく#2”Wang Dang Sweet Poontang”と#7”Sweet Sally”と#10”Out of Control”だったと思われる。前作もオンエアされたようだが記憶に薄いので3rdアルバム「傷だらけの野獣」をチョイスしてみた。所謂ハイ・エナジー・ロックンロールです。ギターを弾きまくりながら歌うスタイルはロリー・ギャラガーのロックンロール版といった趣で、とりあえずシンプルなのがいい。オープニングのタイトルチューンの声はジーン・シモンズに似ている。キーが普通だと似てるってことは地声が似てるんだね。2曲目、キー高めだと喉を絞っているからでしょうか、あまり似てない。テッドが歌っているのは3曲だけ。テッドの片腕、デレク・セント・ホルムズが他の曲ではリードヴォーカル。後にMSGにも関わるギター&ヴォーカルです。この人がリズムギター、リードギター、バッキングヴォーカル、リードヴォーカルをテッドと分け合っているのね。おいしいツインリードが聴けるインスト”Home Bound”あたりで強みを発揮している。ゲスト陣の中にボズ・バレル(KING CRIMSON)の名前を発見。師匠もヤングジョッキーのリスナーだったから聴いていたはずだが、候補曲に挙がったことがないのは何故か?楽器の構成としてはバッチリだし、ギターソロだって長めだからね、ちょっと不思議な気がする。ヴォーカルのキーだって問題ないのに。弾いてみたいと思うギタープレイじゃなかったのか、まあ当時は他にいくらでもいいHRバンドがたくさんいたからね。



#2152 / FREE-FOR-ALL / 1976

★★★★

Ted Nugent free-for all

ミートローフが参加した2ndアルバム「ハード・ギター爆撃機」です。ヤングジョッキーのオンエアリストには今作から”Street Rats”と”Hammerdown”がありました。ただしその76年9月5日の放送を聴いたかどうかはハッキリしない。中2の秋ってえと、部活で疲れて寝落ちすることもしばしばだったからね。当時のラジカセに予約録音なんて洒落た機能はなかったから、聴き逃したかもしれない。オープニングのタイトルチューンから2曲目の”Dog Eat Dog”の流れがテッド・ニュージェントの真骨頂。今回テッドが歌っているのはオープニングのみですが、相変わらずその風貌に似つかわしくないキュートな歌唱を聴かせてくれる。2曲目はデレク・セント・ホルムズがリードヴォーカルを務めている。ミートローフが歌っているのは5曲で、若さゆえってのはもちろんあるとして、彼に限っては体型に比例して(笑)、まだ線が細い感じ。故意か偶然か、ヴォーカルラインがURIAH HEEPみたいな曲が多いものだから、結果的にデビッド・バイロンみたいに聴こえてしまう。歌メロはミートローフが考えてるんだよね。ブリティッシュロックを聴きまくっていた(ネタ元として)のは間違いなさそうだ。この段階では後のミュージカル調大仰路線は垣間見えません。「地獄のロックライダー」がリリースされるのは翌77年なのにね…アレはジム・スタインマンのメロなのか。



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