QUIREBOYS
THE QUIREBOYS(UK/英)
#1975 / A BIT OF WHAT YOU FANCY / 1990
★★★★
全英2位を獲得したデビューアルバムです。看板はシンガーのスパイク。ストーンズ的なものを目指して結成したとのことですが…声質が似ているゆえロッド・スチュワートが思い浮かぶ。ベーシストはナイジェル…モグ?モグといえば一人しか思い浮かばないが、やっぱフィル・モグの甥っ子なんだって!80年代半ば、ファースト・シングルのレコーディング(ちなみにこの時点でのギターはジンジャーでしたがWILDHEARTS結成のため脱退)ではピート・ウェイのサンダーバードを借してもらったとか。そして最大のサプライズ、ドラマーが元KING CRIMSONのイアン・ウォーレスなんだって!! 4th「ISLANDS」およびライブ盤「EARTHBOUND」期のドラマーだね。BOB DYLANを始めとする大物との共演はイメージし易いが、ヘルプとはいえ随分と恵まれた状況というか、期待の大きさが窺い知れる。シャロン・オズボーンがマネージメントを担当。オジーとリタ・フォードに次ぐバンドだった、とライナーに書いてありました。一番売れたシングルは”Hey You”らしいけど、同じくシングルカットされた”There She Goes Again”が想い出深い。何らかのコンピに収録されていたからか、はたまたMTVで頻繁に流れていたせいか定かではございませんが、クワイアボーイズといえばコレですな。