Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

NEW ENGLAND

NEW ENGLAND(US/米)

#1261 / EXPLORER SUITE / 1980

★★★★

New England explorer suite (320x320)

デビューアルバム「失われし魂」はポール・スタンレーが、3rdアルバム「ウォーキング・ワイルド」はトッド・ラングレンがプロデュースしたバンドの2ndアルバム「果てしなき冒険」です。これはもうメロハーとかいう生易しいものじゃあないね。所謂BEATLES的なものを目指しているのでしょうが、どちらかというとBAY CITY ROLLERSじゃないか。1曲目のタイトルが“Honey Money”だもの。これは確信犯というかリスペクトだよね。演奏が上手い人たちがローラーズを目指したら、結果的にBOSTONやらELOに聴こえたもんだから、スペイシーなアメリカンプログレ扱いになってしまった、といったところでしょう。郷愁を誘う歌メロが懐かしい気持ちにさせてくれる音楽です。バンドは82年に解散。ヴォーカル以外の3人はヴィニー・ヴィンセントとWARRIORを結成しますが、ヴィンセントがKISSに加入したため速攻で解散。今度はドラマーを除く2名がグラハム・ボネット、イングヴェイ・マルムスティーンとALCATRAZZを結成します。



#1491 / NEW ENGLAND / 1979

★★★★

New England (320x319)

ポール・スタンレーとその筋(どの筋)の人が共同プロデュースしたデビューアルバム「失われし魂」です。このバンドのポイントは珠玉の歌メロ、コーラスと鍵盤奏者ジミー・ウォルドーかな。楽曲に終始纏わりつくシンセ…メロトロン的な使い方が素晴らしい。英国アイドルポップの流れを汲むような楽曲が続きます。特に冒頭2曲はヒットしたらしくポールの狙い通りって感じかな。しかしながら、個人的な趣味で言えばバンドの出自が垣間見える“Shoot”あたりがとても気になったりする。それまでのパターンとは一線を画すハードロックだもの。ラストの“Encore”は結構プログレチックで一番のお気に入り。コンパクトに纏まっちゃってるのが残念だ。もうちょいドラマチックに展開できそうなポテンシャルなのにね。ANGEL的な楽曲だと思います。QUEENみたいなコーラスワークも素晴らしいしSWEET的な曲もあったりしますが、アメリカのバンドゆえ、やはりANGELの流れの乗って出てきたバンドという感じでしょう。アメプロ第2世代の筆頭くらいの立ち位置か。何よりポール・スタンレーが1枚噛んでる所がアメリカン。そういえば…ANGELがKISSの弟分で、HEARTがAEROSMITHの妹分とか言われてた時期があったような気がする。



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