BILLY BRAGG
BILLY BRAGG(UK/英)
#1566 / TALKING WITH THE TAXMAN ABOUT POETRY / 1986
★★★★
最近めっきり映画をみることが少なくなってしまいました。TVドラマ(海外ドラマも)はシーズン毎に3作品ほどチョイスして見ているのに…どうやら2時間の集中がしんどくなってきたらしい。そんな数少ない映画鑑賞の中で「パレードへようこそ(2014年)」という作品に出会いまして、これが感動的な作品でね、とりわけ最後のシーン、炭鉱労働者のユニオンが同性愛者のパレードに大挙参加して連帯の意を表すところにグッとくるんだな。その最後のパレード・シーンのバックで流れている歌が感動に拍車をかけるわけ。エレキギター1本で歌い上げる泉谷しげるの如きスタイルに「誰だこれ」となるのは必然、かくしてビリー・ブラッグというミュージシャンに出会ったのでした。しかし!当該曲収録の今作をゲットしてみたものの…なんか違うぞと。シンプルというか地味なのだ。そもそもこっちがオリジナルバージョンなんだけども、映画版では後半部分に合唱およびオーケストラの演奏を被せてあり、更なる盛り上がりを演出してるのね。先に聴いたのが映画版だったから、どうしても物足りなさを感じてしまう。まあサントラが安く手に入れば考えるけど、映画は保存してあるからいいとしますか。