Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

一風堂

一風堂(JPN)

#190 / REAL / 1980

★★★★★

一風堂 real

土屋正巳率いるバンドの「すみれSeptember Love」で一世を風靡する以前の傑作2ndアルバムです。作詞・作曲・プロデュースはすべて土屋昌巳が担当、ドイツのベルリンでレコーディングされました。デビュー作からわずか半年後の作品なので続編的なモノを想像していたら、いい意味で裏切られました。ドイツを選んだのはこのためだったのね。電子音バリバリのジャーマン・プログレが演りたかったから。加えてデヴィッド・ボウイが使用したスタジオだったから。結果、デビュー作にあったハードな要素や、アグレッシブなギターソロは大きく後退しましたが、それを補って余りある土屋流ニューウェイヴ・サウンドを手に入れました。オープニングからして”ジャーマン・ロード”だからね。現地調達のヴォコーダーによる♪アウトバーン♪が印象的な長めのインスト曲ですが、かっこいいです。”BROKEN DUMMIES”、”ロンリー・パイロット”、”IN Side/OUT Side”とテクノ風味の曲が続いたあとに繰り出される、前作路線の”ミステリアス・ナイト~OUT Side/IN Side”でA面が締めくくられます。魅惑のインスト”HEIDELBURG SYMPHONY”でB面スタート。そして、タイトル通りファンキーな”FUNK #9”に続くのが、今作のハイライト”NEU!”および”HELPLESS SOLDIER”です。NEU!(ノイ!)といえば当然、ジャーマン・プログレを代表するあのグループへのリスペクトでしょうが、曲調はあまり関係ないかも。歌詞なのかな。後者は哀愁のバラード系で、ここぞとばかりに土屋のギターが泣きまくる名曲。この2曲は共に6分超えの大作で、1stアルバムの作風に近く、師匠がコピー候補に挙げた曲でもあります。実際に演ったかどうか、記憶が曖昧ですが、歌詞を覚えているということは、少なくとも演ろうとはしていたと思われます。ラストも、どこか懐かしいメロのインスト曲”LUNATIC GUITAR”(冒頭のメロは清水健太郎では?「寺内タケシか!?」と突っ込みたくなるようなサウンドが素敵)ということで、イントロ、中盤、アウトロにインストとなれば、これはもうコンセプトアルバムの手法ですね。流れは完璧だ。IPPU-DOを初めて見たのは山本翔のバックバンドとしてでした。ニューウェーブの流れで登場しているが、初期はハードな面もあり、異色だったことは間違いない。バラエティに富んだ楽曲群はどれも魅力的です。とりあえずVo&G土屋正巳の独壇場ですが、「すみれ…」以降とは別モノなので必聴と言わせていただきたい。かつて(受付期間:2009年12月9日まで)Sony Music Shopでボックスセットのアンコールプレス予約をして、無事に購入することができました。ただね、お目当ては1st「NORMAL」と2nd「REAL」だけだったから、未開封のまま手を付けずにいたのね。そしたら2013年に単品リリースされましたよ。2枚とも即購入、ボックスセットはオークションに出品して、購入価格以上で落札して頂きました。めでたしめでたし。



#381 / NORMAL / 1980

★★★★★

一風堂 normal (320x320)

土屋正巳のハードなギターが聴けるデビュー・アルバム。
これもいいアルバムだね。“電気人形”とか。
一風堂のBOX SETがめでたくアンコールプレスされましたが、
こんどは是非バラ売りのアンコールプレスを。
欲しいのは「REAL」と「NORMAL」だけ!









#575 / LUNATIC MENU / 1982

★★★★

一風堂 lunatic menu 2 (320x315)

そもそもテクノポップというのは某日本人が考えた造語です。よくわからないけどハウスミュージックとか…ヒップホップ系とかもルーツはコレってことでしょう。
テクノポップをアルバム1枚通して聴くのは辛いけど編集してヘビメタの合間に聴いたりすると新鮮でいいよね。箸休めじゃねえっつーの!
ついでに紹介みたいになっちゃいますが“すみれSeptember love”を含むベスト盤です。
コレをテクノと言っていいのか微妙だけどね。
とにかく当時流行ったわけよ。猫も杓子もテクノテクノ!ちょっとでも電子音が入ってたらテクノ風味と評されました。

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