Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

はっぴいえんど

はっぴいえんど(JPN)

#1508 / アンソロジー / 1998

★★★★

はっぴいえんど アンソロジー (320x320)

70年にデビューアルバムをリリースしている、いわゆるニューロックの始まりといわれているバンドです。なるほどビートルズ世代の豪華メンバーが顔を揃えております。細野晴臣、大滝詠一、松本隆、鈴木茂、まあ等しく有名な方々ですよね。個々のプロフィールについては検索してね。古いバンドであったのみならず、サブカルチャー的扱いだったようなので、小学生の耳にまで届くことはなかったらしい。GSブームが去り、フォークや歌謡曲が主流になったと思いきや、バンド部門もニューロックとして続いてたわけだ。まあ演ってることはフォークロックと大差なさそうだけどね。その後も岡林信康高田渡加川良のバックバンドとして耳にしたくらいでした。そんなわけで手ごろなベスト盤です。そもそも“春よこい”と“風をあつめて”と“はいからはくち”くらいしか聴いたことがなかったんだけどね、他の曲も総じていい雰囲気です。実は作詞担当の松本隆が最重要人物なんだな。和テイスト全開で、四人囃子の作詞を手掛けた末松康生との共通点を感じる。松本が「お正月」なら末松は「おまつり」という具合。詞がそういう感じだから、森園先輩に似た声質と相俟って、細野が歌う曲が四人囃子みたいでいい。大滝のヴォーカルに関しては“かくれんぼ”が遠藤賢司みたい。そういえばエンケンのバックも務めたね。



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