Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

YARDBIRDS

THE YARDBIRDS(UK/英)

#991 / HAVING A RAVE UP / 1966

★★★★

Yardbirds having a rave up (320x320)

あのBEATLESと同じ時代に活躍したBRITISH INVASIONの筆頭ビートバンドにしてサイケロックやハードロックの基礎を作ったブルースロックバンド…なんてことよりも、3大ギタリストを輩出したバンドということに尽きるのです。念のために…エリック・クラプトンとジェフ・ベックとジミー・ペイジだよ。この新曲を含むアメリカ編集のベスト盤はリイシューにより3人のプレイが聴けちゃいます。ペイジ1曲(しかも2ndギタリスト)、クラプトン4曲、残りの16曲がジェフ・ベックだけどね、個人的には3人の中でいちばん好きだから問題なし。追加収録された曲のジェフ・ベックのプレイはさすがです。テレキャスで歪んだ音を出して頑張ってる。やっぱ革新者だね。クラプトン時代とは明らかに違います。クラプトンはカバーを演らされることに嫌気が差して脱退、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーと合流してCREAM結成で憂さ晴らししたわけですが、ジェフ・ベックはヤードバーズでそれをやってる。特にアナログ盤A面は有名曲のオンパレード。後に10CCを結成するグレアム・グールドマンの作品“いたずらっ娘/Evil Hearted You”と“ハートせつなく/Heart Full of Soul”でしょ、SPENCER DAVIS GROUP他の“I’m a Man”でしょ、RAINBOWで有名になる“Still I’m Sad”でしょ、でAEROSMITHやFOGHATや後輩たちがカバーしまくりの定番曲“ブギウギ列車夜行便/Train Kept a Rollin’”だぜ!ヤードバーズのオリジナル曲ではありませんが、後に繋がるロックバージョン(例のリフ)に仕上げたのはジェフ・ベックだからね。コレが元祖と言ってもいいでしょう。このアルバム中ペイジが唯一参加している“Stroll On”も映画(ミケランジェロ・アントニオーニの「欲望」)出演時の同曲の歌詞違いのセルフカバーなんだよ。ベック・ペイジ時代の貴重で面白い映像だからYouTubeで見てくださいな。ヴォーカルは後にRENAISSANCEを結成するキース・レルフだね。



#1254 / FOR YOUR LOVE / 1965

★★★

Yardbirds for your love (320x318)

シングルを寄せ集めた2ndアルバムです。エリック・クラプトンが8曲、ジェフ・ベックが3曲となっております。うちのリイシュー盤は13曲追加収録でトータル24曲。グレアム・グールドマン作曲のタイトルチューン、それに続くベックがギターを弾く“I’m not Talking”と結構イケてると思いきや、聴き進むうちに徐々にトーンダウンするね。クラプトン時代の曲がメインだとギターソロと呼べるものはほとんどなくて(それっぽいギターリフは聴ける)ハーモニカソロだもの(笑) そのカッコいいブルースハープはヴォーカルのキース・レルフ(76年にギター演奏中に感電死)によるもの。ジェフ・ベックのプレイは貴重だと思いますが、ロックの歴史に興味があるなら聴いておきましょうという程度かな。やっぱこういうのは映像が見たいよね。



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