VANDENBERG
VANDENBERG(Netherlands/蘭)
#71 / HEADING FOR A STORM / 1984
★★★★★★

デビューアルバムも捨てがたいのですが、イチオシはこちらの2nd「誘惑の炎」にしてみましたよ。キラーチューンの存在及びそれらをコピーした想い出の勝利といったところでしょうか。キーマンはもちろん、バンド名にもなっているレスポール使いのエイドリアン・ヴァンデンバーグです。リフ、ソロともに独特なギターフレーズが堪能できますよ。手が大きいから常人にはできないことができるのでしょうか。師匠曰く「声が和田アキコにクリソツ」。確かに似てる(笑) “Waiting for the Night”と“This is War”が秀逸なのです。コピーしたのもこの2曲でした。どうしても気に食わない点は…電子ドラムがポンポコポンポコ入ってるトコ。後にエイドリアンはWHITESNAKEに参加するためバンドを解散。実はVANDENBERG結成以前にWHITESNAKEのオーディションを受けてたんだそうです。
#248 / VANDENBERG / 1982
★★★★★★

1stアルバム「ネザーランドの神話」です。デビュー作としては出来過ぎでしょうね。一筋縄ではいかないギターフレーズが新鮮でした。特に“Back on My Feet”や“Too Late”あたりが好きだったかな。オランダ人の平均身長は世界一なんだってさ。なんと男性が182.5㎝で女性が170.5㎝とか。よってエイドリアンがレスポールを持つとミニギターみたい(笑) ヴォーカルのバート・ヒーリンクが脱退した時、後任に和田アキコを推薦したかったよね。デカイし声似てるし…オランダ人なんだから英語の発音にもそれほど敏感ではあるまい。WHITESNAKE在籍中の腱鞘炎がきっかけで引退したエイドリアン。しかし…彼にはもうひとつの才能があったのでした。ジャケの絵はすべて彼の作品なんですね。エアブラシアーティストとして活躍してるらしいよ。
#596 / ALIBI / 1985
★★★★★

3枚目にしてラストアルバムとなってしまいました。そんなにWHITESNAKEが魅力的だったかね~。やっぱり金だろうな。まだまだいいアルバムを作れそうだったのに残念だ。やっぱ売れないと続けられないか。ところで、アリバイって日本語じゃなかったのね。ジグザグとかもさあ、英語なんだよ。その昔、リタイヤを離タイヤという造語だと思い込んでる友だちがいました。確かにカーレースでタイヤが外れた時にリタイヤしたりするもんね。このパターンで勘違いしてる言葉がもっとあるかもしれないねって、何だこのレヴュー!このアルバムだと“Dressed to Kill”と“Kamikaze”をよく聴いてました。ジャケがまたいいでしょ。もちろんエイドリアン画伯(G)の作品だよ。鮫の次は鰐。魚類→爬虫類。もし4枚目があったなら哺乳類だったのかな。いや鳥類の可能性もあるな。意表を突いて両生類は…ヴィジュアル的に無いかって、何だこのレヴュー…