Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

VANDENBERG

VANDENBERG(Netherlands/蘭)

#71 / HEADING FOR A STORM / 1984

★★★★★

Vandenberg heading for a storm

デビューアルバム「ネザーランドの神話」も捨てがたいのですが、イチオシはこちらの2nd「誘惑の炎」にしてみました。決め手は、キラーチューンの存在、及びそれらをコピーした想い出です。キーマンはもちろん、バンド名にもなっているレスポール遣いのエイドリアン・ヴァンデンバーグですね。リフ、ソロともに独特なフレーズが聴けます。風変わりだけど、しっかりと考えられた美しいメロが特徴かな。手が大きいから常人にはできない運指が可能なのかもしれない。師匠も絶賛していたエイドリアンのソロでしたが、それ以上に記憶に残っているのはシンガー、バート・ヒーリンクの声が「和田アキ子に似ている」というコメント。確かに似てる(笑) B-1の”This is War/闘いの日々”とラストの“Waiting for the Night”が前述キラーチューンになります。前者では、とにかく秀逸なギターソロが聴きどころであると同時に、特に和田アキ子度が高い歌唱も堪能できます(笑) 後者は文句のつけようがないドラマチックな展開に加え、こちらも秀逸なギターソロが奢られております。RIOTの”Road Racin’”と比肩し得る大トリキラーチューンだと思ってますけど。お察しの通り、コピーしたのもこの2曲でした。アコギとエレキを併用したバラード”Different World”も好きですが、今作に関して少々気に食わない点もありまして…大事なオープニング曲”Friday Night”からいきなり登場する電子ドラムのポンポコした音。そういうポップな方向性の曲が新機軸だからこその使用でしょうが、どうにも肌に合わない。よってシリアスさを求める向きには1stを勧めたい。後にエイドリアンはWHITESNAKEに参加するためバンドを解散します。エイドリアンとWHITESNAKE?全く繋がらなかったのですが…VANDENBERG結成以前にWHITESNAKEのオーディションを受けて落選していたことを知って繋がりました。個性が死んじゃう気がするけど、念願が叶ったってわけね。



#248 / VANDENBERG / 1982

★★★★★

Vandenberg (320x320)

セルフプロデュースによるデビューアルバム「ネザーランドの神話」です。デビュー作としては抜群の出来です。どの曲も素晴らしく、一筋縄ではいかないギターフレーズが新鮮でした。翌年にEUROPEがデビュー、やがて北欧メタルムーブメントが巻き起こるわけですが、少なからず影響を与えたと考えています。特にエイドリアンのギターソロは、いいお手本になったんじゃないかな。特に気に入っていたのは“Back on My Feet”、”Ready for You”、“Too Late”あたりでした。2nd収録のキラーチューンに匹敵するクオリティは文句なし。他にも”Wait”、”Burning Heart”、”Out in the Street”などが記憶に刷り込まれています。余談ですが、オランダ人の平均身長は世界一なんだってさ。なんと男性が184㎝で女性が171㎝とか。ちなみに2位はデンマーク、3位ノルウェー、4位スウェーデンと北欧圏なんですね。現在では「ベルクマンの法則」説が有力らしい。寒い地域の動物の方が体が大きくなるってやつ。となれば北海道の平均身長は全国平均より高いのか?調べてみると、どうやら日本海側の雪国の平均身長が高い。この説は有力です。言いたいのは、エイドリアンがレスポールを持つとミニギターみたいに見えちゃうってことなんだけどね(笑) ヴォーカルのバート・ヒーリンクが脱退した時、後任に和田アキコを推薦したかったよね。デカイし声が似てるし、オランダ人だから英語の発音にもそれほど敏感ではあるまい。WHITESNAKE在籍中の腱鞘炎がきっかけで引退したエイドリアン。しかし、彼にはもうひとつの才能があったのでした。ジャケの絵はすべて彼の作品なんですね。エアブラシアーティストとして活躍してるらしい。で時折音楽活動。2020年には35年ぶりの4thがリリースされて驚いたよ。



#596 / ALIBI / 1985

★★★★

Vandenberg alibi (320x318)

3枚目にしてラストアルバムとなってしまいました。そんなにWHITESNAKEが魅力的だったかね~。やっぱり金だろうな。まだまだいいアルバムを作れそうだったのに残念だ。やっぱ売れないと続けられないか。ところで、アリバイって日本語じゃなかったのね。ジグザグとかもさあ、英語なんだよ。その昔、リタイヤを離タイヤという造語だと思い込んでる友だちがいました。確かにカーレースでタイヤが外れた時にリタイヤしたりするもんね。このパターンで勘違いしてる言葉がもっとあるかもしれないねって、何だこのレヴュー!このアルバムだと“Dressed to Kill”と“Kamikaze”をよく聴いてました。ジャケがまたいいでしょ。もちろんエイドリアン画伯(G)の作品だよ。鮫の次は鰐。魚類→爬虫類。もし4枚目があったなら哺乳類だったのかな。いや鳥類の可能性もあるな。意表を突いて両生類は…ヴィジュアル的に無いかって、何だこのレヴュー…



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