Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

MR.BIG(US)

MR.BIG(US/米)

#617 / GREATEST HITS / 2004

★★★★

Mr

ポール・ギルバートとビリー・シーンがバンドを結成と聞けば、自動的ににデビッド・リー・ロス・バンドみたいなのを期待してしまうのは仕方のないこと。1st~3rdそれぞれの1曲目だけは確かにその路線で素晴らしいのだが…総合するとそういうバンドじゃなかったよね。そもそもバンド名自がFREEの楽曲から頂いたものらしいからね、その手の音楽をやるってコンセプトだったというわけ。よって個人的にはこのベスト盤1枚で満足かなと。デビューから5枚目までの楽曲がリリース順に並んでおり、バンドの変遷が分かり安くていい。それにしてもだ、いくらベスト盤とはいえ、このジャケは何なんでしょう(笑) 何か有名な写真なのかな。まさかメンバーの誰かってことはあるまいが…。とりあえずポール・ギルバートが脱退するまでのアルバムは全部聴いております。その結果ベスト盤で充分という結論に達したわけですが、オリジナルアルバムでどれが一番かと問われたなら、2ndをお勧めします。バラエティに富んだいいアルバムだと思います。



#1539 / MR.BIG / 1989

★★★★

Mr

2018年2月7日、パット・トーピーが64歳で亡くなりました。B誌の購読を止めて久しいものでパーキンソン病を患っていたことすら知らなかったよ。INPELLITTERIの「STAND IN LINE」に参加後、MR.BIGというちょっとしたスーパーグループのメンバーに選ばれたドラマーですね。というわけでMR.BIG(US)のデビューアルバムです。(US)を付けるのは個人的な拘り。そもそもイギリスに同名バンドが存在しており個人的にはそっちの方が断然好きなわけよ。しかしながら後発のUSの方が文字通りビッグになってしまい、本家の方が(UK)扱いになってしまったのさ。UK贔屓としてはどうにもそれが気に食わない。UKの方に(UK)を付けずUSの方に(US)を付けるという、ごくごく小さな抵抗ですよ(笑) そんなUS BIGとの出会いはPVでした。曲はもちろん“Addicted to That Rush”だよ。周知のビリーとポール以外、つまりエリック・マーティンとパットは知らなかった。高校生みたいな新人ヴォーカル凄ぇなと思ったのを覚えてます。基本的に掠れた声に子犬の如き高音のスクリーム。好きなタイプの声質に近いけど紙一重で違うんだなコレが。童顔なだけで新人でもなけりゃ若くもなかったと、程なく知ることとなりました。申し訳ないが前出曲以外は普通過ぎて面白くないっす。



#1935 / RAW LIKE SUSHI / 1990

★★★★

Mr

初ライブアルバムはこちらのミニアルバムでした。全6曲30分強。スタジオ・アルバムを1枚しか出していない分際で(笑)そら見たことか、盛り上がる曲が1曲(もちろん”Addicted to the Rush”だよ)しかないじゃあないか!とはいえ、素晴らしいパフォーマンスなのは間違いない。エリック・マーティンの歌唱、ポール・ギルバートの正確無比なギター、(尺が短いのにギター・ソロ・タイムあり)ビリー・シーンの曲芸的ベース、全員一流ミュージシャンのそれ。中でも一番驚いたのは、時折炸裂するエリックのスクリーム。数あるスクリームの中でもかなり高いキーだね。MISHAで言うところのホイッスルボイスに近いかも。メタル系だとCRADLE OF FILTHのダニ・フィルスかな。デビュー時にして喉のピークを迎えていたか!? ライブの冒頭と”Addicted…”の冒頭に炸裂するそスクリームが特に凄い。”コロラド・ブルドッグ”や”Daddy, Brother, Lover, Little Boy”なんかも聴きたくなったら…「同Ⅱ(‘92)」「同3(‘94)」「同100(2012)」等、続編および数多のライブ盤がリリースされておりますゆえ、そちらをどうぞ。てか、スタジオ盤よりライブ盤の方が多いバンドなんだね。



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