JOEY TAFOLLA
JOEY TAFOLLA(US/米)
#1578 / INFRA-BLUE / 1991
★★★★
JAG PANZERのギタリストでした。師匠にテープを聴かせてもらった記憶がありますが…一度聴いただけなのでよく覚えていません。確かなのは、当時で言うところの「速弾き」だったということだけ。調べてみたらこの人、同じ歳なんだね。タメ・ミュージシャンはどうしたって贔屓目に見てしまいますな。ネオクラなデビュー作(トニー・マカパイン、ポール・ギルバート参加)からフュージョン系のいい感じにシフトした2ndソロアルバムです。凡百のギターインスト作品から華麗なる脱却ともいえますが、同時期にネオクラブームは収束していたわけですよ。すべてはマイク・ヴァーニーの嗅覚…というかマイク自身が飽きちゃったんだと思う。デビュー作は当時流行のネオクラ路線で、ブームが去った今回は別路線でみたいな。この振り幅はなかなかのもの。ゲストにEUROPEのキー・マルセロ。ドラムはマイク・ヴァーニー御用達ディーン・カストロノヴォ。それ以上に目立ってるのが、ヘッドレスベースとともに裏ジャケに写るベーシストで、とりあえず弾きまくってます。ギターとユニゾンの高速フレーズはMR. BIGの如し。ジョン・オンダー?…なるほど、後にVITALIJ KUPRIJのソロに参加した流れでARTENSIONでも弾いてる人だったのね。