IT BITES
IT BITES(UK/英)
#1949 / EAT ME IN ST. LOUIS / 1989
★★★★
英国産プログレメタル・バンドの3rdアルバムです。Vo&Gのフランシス・ダナリーが素晴らしいね。シャレたメタルという印象だ。DREAM THEATERに先駆けて個性的なサウンドを提示しました。言わばVAH HALEN的、唯一無二系でしょうか。KINGS Xとかね。そういえば声もデイヴに似ているかも。ホールズワースに影響を受けたとされるギターは多彩なフレーズを奏でる。オーラスのインスト”Charlie”は7分半超の大作ながら淡々とした曲調で微妙。ヴォーカルはYESのアルバムに、ベースはトニー・バンクス(GENESIS)のアルバムに参加したそうだから、立ち位置はプログレ畑だね。プロデュースはQUEENの「THE GAME」「FLASH GORDON」「THE WORKS」やEXTREMEの1stを手掛けた人。アートワークはマネージメントの関係でロジャー・ディーンがやってくれたんですって。でも写真なんだね。ロゴは確かにロジャー印。なるほどヴォーカルがYESに参加したのもそういう経緯か。