FATES WARNING
FATES WARNING(US/米)
#1299 / NO EXIT / 1988
★★★★
プログレッシブメタルの先駆的バンドと言われています。でもプログレメタルに移行したのは3rdアルバムから。当時2ndをレンタルして、今でもカセットテープが残ってる。ジェフ・テイトの出来損ないみたいな癖ヴォーカルの印象が強いです。B級メタルバンドのハイトーン系で割と耳にするタイプ。ちょっと音程も怪しい。HM寄りながらもこの頃からプログレチックでした。ちなみにMEKONG DELTA的なこっちの路線の方が好み。今作はシンガーがレイ・アルダーに交代した4thアルバムです。ちなみに4th~7thは何故かCDを購入しました。そこまでハマったってわけじゃないんだけどね…その証拠に全て売却済み(笑) 最初はシンガーの交代に気付かなかった。キーや声質はほぼ一緒だからさ、クセが減って上手くなったんだなと思ってた。違う人だったのね。ジェフ・テイトには近づいたかな。よってどうしてもQUEENSRÝCHEのように聴こえてしまう。思えば同じような時期に同じような方向転換をしてきた両グループでした。知名度やセールス面で大きく水をあけられてしまったわけだけど、プログレ度だけはこちらの方が上。5thでは太鼓と鍵盤がそれぞれWARLORDのマーク・ゾンダーとDREAM THEATERのケヴィン・ムーアにスイッチして、ソフトなプログレメタル方向へシフトするのでありました。メンバーがヘヴィメタリックなプログレハードに飽きちゃったのならそれはそれで仕方ない。