Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

DRAGONFORCE

DRAGONFORCE(UK/英)

#714 / INHUMAN RAMPAGE / 2006

★★★★

Dragonforce inhuman rampage

初めて聴いた時のインパクトは絶大だった。曲が速いのに長い!理由はギターソロが長いから。一体何小節あるのか数えてみたくなるんだけど途中で諦めちゃうってくらい長い。下手すりゃ3分とか4分とか弾きまくってるよね。時代に逆行する所業に溜飲を下げましたな。HELLOWEEN風ではあるけれどジャーマンにあらず。やっぱり大英帝国風味もありBLIND GUARDIANにも近いか!?ただし…マイブー ムは一瞬にして過ぎ去ったのでした。さすがにアルバム1枚この調子だとキツいわな。20代の頃なら嬉々として聴き続けただろうけどオジサンには無理だ。なんか無機質なんだね。コンピュータ音楽みたいでさ。情緒もへったくれも無い気がするわけ。テクニックだけじゃ琴線には触れないのよ~。まあ新譜が出たらチェックするだろうけど。ヴォーカルがチェンジしたようですが…誰が歌うても関係あらへんわ。



#1952 / VALLEY OF THE DAMNED / 2003

★★★★

Dragonforce valley of the damned

デビューアルバム。クライヴ・ノーラン(PENDRAGONやSHADOWLAND)がゲスト参加。メンバーに鍵盤いるけどね。デビュー時にして総じて曲が長い。それはギターソロが長いから。リードギターが2人いて、ツインフレーズも盛り込まれているゆえ、軽く3人前のソロが各曲にある。しかもこれを2セット演るパターンも。ヴォーカルは休めていいよね。デビュー作から完成度が高い。メジャー級です。トミー・ハンセンがプロデュースしている。加えてプロデュース業に忙しいTHRESHOLDのギタリストも名を連ねる。タイトルチューンや”Black Fire”はお得意のスピードメタル。1,2曲聴くぶんには最高だね。#4にバラードを配置したり、#6は劇的でジャジーな展開があったりと工夫の跡が伺える。歌メロは基本的にHELLOWEENだろうが、いい意味でジャーマンのそれとはちょっと違うんだよね。英国バンドの成せる業とでも言っておこうか。帯タタキの「圧倒的疾走感!」に偽りなし。



#2092 / SONIC FIRESTORM / 2004

★★★★

Dragonforce sonic firestorm

他の追随を許さない圧倒的疾走感を誇るスピードメタルバンドの2ndアルバムです。標榜するHMを完成すべく、まずドラマーがデスメタルバンドのBAL-SAGOTHの人に、さらには不在だったベーシストが加入している。1曲目からしてキラーチューンなんだけど、2曲目”Fury of the Storm”はそれを上回るキラーチューン!スピードを落としても成立する楽曲の素晴らしさがあるにもかかわらずお約束のスピードチューンに仕上げる職人芸だね。当然ハーマンとサムのギターは縦横無尽に駆け巡る。ハーマンが弾いて、サムが弾いて、二人で弾き倒す2分間。そこに覚えやすいジャーマン(あるいは北欧)メロが乗ってDRAGONFORCEが完成する。行き着くところはのいつものあのテンポなんだけども、そこに至る過程に工夫(ソロ前が多い)がある。6曲目”Soldiers of the Wasteland”は中盤にベタなヴァイキングメタルみたいなノリが長いと感じるが、高速ギターソロバートを際立たせるためだったりする。一応4曲目のようなピアノで始まるバラードもあるし。アルバムタイトルもジャケも文句なしの代表作でしょう。とりあえず初代シンガーの4枚を聴いたところで飽きてしまって今に至る。2代目のシンガーはYoutubeで見る限り初代を上回るポテンシャル。遅ればせながら5枚目以降もチェックしてみようかなと。



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