郷ひろみ
郷ひろみ(JPN)
#417 / ALL THE SINGLES 1972-1997 / 1997
★★★★★★★

歌謡界新時代の幕開けは「新御三家:野口五郎、西城秀樹、郷ひろみ」と「花の中3トリオ:森昌子、桜田淳子、山口百恵」の登場でした。小学生の頃、女子はひろみ派と秀樹派に分かれていました。たぶん五郎派はいなかった。同じく淳子派と百恵派で別れるも、昌子派は存在せず。これ以前だと、フォーリーブス内でのコーちゃん派とかター坊派とかね。そのフォーリーブスはすでに聴いており、ジャニーズ繋がりで郷ひろみも聴くようになったのだと思われます。そう、HIROMI GOはジャニーズの大先輩なんだよ。マッチさんなんかよりずっと先輩。ドーナツ盤も数枚買ってます。“裸のビーナス”とか”モナリザの秘密”とかね。当時好きだった女の子がひろみ派だったことも無関係ではなさそうです。そういえば、中学の時に好きだった子は淳子派だったな。もちろん男子連中は〇〇派とか公言したりはしませんでした。で後々、師匠もひろみ好きだということが発覚。ひろみというより筒見京平なのかな?まさかの共通点で、ひろみ熱が一時期再燃しちゃったよね。そして最終的には、西城秀樹“若さのカタルシス”をコピーすることになったわけね。浪人時代だったな。未だ現役のスーパースターで、新曲が発表されればやはり気になる存在。まあ基本的に洋楽のカバーは勘弁してほしいけれど。ベスト盤は数多あるから、ぶっちゃけどれでもいいと思いますが、折角なので究極の今作をお薦めしておきましょう。なんと8枚組です。個人的には“2億4千万の瞳”あたりまで聴ければいいからDisc5までで事足りるのですが…結局買っちゃったよね。それにしてもヒット曲が多いのには驚かされます。オリコン第1位を獲得したのが”よろしく哀愁”だけってのは意外でしたが、トップ10入りは山ほどあるからね、我々世代なら音楽番組を通して刷り込まれているのは当然でしょう。とりあえず、まだ表情もあどけないDisk1 1972-1975のジャケを載せておきます。