フォーリーブス
フォーリーブス(JPN)
#410 / ベスト・オブ・フォーリーブス / 1997
★★★★★★

1968年にデビューした、ジャニーズ事務所2組目のグループです。メンバーは北公次(コーちゃん:2012年63歳没)、青山孝史(ター坊:2009年57歳没)、江木俊夫(トシ坊)、おりも政夫(マー坊)。ステージアクションの主役がコーちゃん(「悪魔の手毬唄」での熱演も懐かしい)、歌の主役がター坊という2枚看板でしたね。小学校でも、新御三家が登場するまでは両派に分かれていたと思う。我々世代にとっての元祖ジャニーズは、フォーリーブスと郷ひろみなんですね。最初の出会いは12枚目のシングル”地球はひとつ”(‘71)でした。トシ坊の名台詞「ボクから逃げようったって駄目だよ、逃げれば逃げるほどボクに近づくってわけ、だって地球は丸いんだもん!」は言うに及ばず、「144国」という歌詞が懐かしい。今や196か国だからね。教えてくれたのは同級生のK.T.君、というか正確にはK.T.のお姉ちゃんかもしれない。「平凡」や「明星」を初めて見たのもK.T.宅でした。その後、自分で買ったドーナツ盤が17thシングル”あなたの前に僕がいた”(‘72)だったな。いずれも北公次/都倉俊一作品です。日劇ウェスタンカーニバルでGSグループと共演していたくらいだから、あまり馴染みのない初期作品はグループサウンズ臭が強めです。新御三家登場まで(登場後も)人気を博した男性グループで、それなりのヒット曲はあるのですが、大ヒットとまではいかなかった理由はこの辺にあるのかもしれません。フォーリーブス主演、郷ひろみ助演映画の主題歌”急げ!若者”(‘74)の歌詞は衝撃的だったし、起死回生の”ブルドッグ”(‘77)も素晴らしい曲です。ハルヲフォンのカバーバージョン(‘78)にはお世話になりました。でもね、ベスト盤で数々のシングル曲を聴いても、それほど高揚感が持続しないんだな。歌謡曲が全盛期を迎えるのは新御三家以降だと思う。フォーリーブスはもう少し古い印象で、小学校でよく流れていた森昌子の「せんせい」やトワ・エ・モアの「空よ」と同様に、遥か遠い小学生時代の思い出に近いらしい。
#763 / あなたの前に僕がいた / 1972
★★★★

フォーリーブスは、1960年代前半にジャニーズの付き人をしていた北公次をデビューさせるために作れらたグループでした。時は流れ2009年にター坊(青山孝)、2012年2月22日にコーちゃん(北公次)が、それぞれ57歳、63歳で亡くなってしまいました。ター坊もコーちゃんも肝臓がんだったそうです。これでツーリーブスになってしまったと、当時は結構凹みましたな。すでにベスト盤を紹介してしまったので、今回は特別な思い出があるシングルを。なぜ”地球はひとつ”(71年)や”ブルドッグ”(77年)じゃないかというと、小学生当時に何枚か買ったドーナツ盤の中の1枚がコレだったから。もしかしたら最初の1枚だったかもしれません。音楽的には、新境地を開いたバラード曲という評価らしい。メインボーカルはもちろんター坊。タイガースやテンプターズといったGSグループと活動時期が被っているくらいの古株なので、今作はすでに17枚目のシングルになります。B面の“孤独よさらば”も当然想い出深い。どちらも”地球はひとつ”と同様に、作詞はコーちゃん、作曲は都倉俊一でした。コーちゃんといえばバック転!そして滑舌イマイチの純朴な芝居ですが(笑)、71年~73年を中心にメンバーで唯一作詞も担当していたんだよ。