Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

STORMWITCH

STORMWITCH(Germany/独)

#695 / THE BEAUTY AND THE BEAST / 1987

★★★★

Stormwitch the beauty and the beast (320x320)

ジャーマンメタルを語るうえで欠かせない(あくまで個人的にって話で一般的にはスルーされることも多い)バンドの4thアルバムです。3rdアルバムとともに結構よく聴いたね。師匠から借りて録ったパターンだったと思う。ちなみに3rdはタジ経由か貸しレコード屋かな。当時一番のお気に入りは、女性ヴォーカルとのからみもグッドなアコースティックバラード曲“Tears by the Firelight”で、ヴォーカルコピーもしてみたよ。キーが高すぎずちょうどいい。コンセプトはそのものズバリの「美女と野獣」。その辺りやジャケも含めこれまでのB級イメージを払拭する作品となりました。“Cheyenne”だったかな、高低差の激しいヴォーカルメロディに痺れたね。急に思い出してCDが欲しくなって中古なのに高い金払って買いました。たしか3000円近かったんじゃないかな。ちなみに今はボートラ9曲追加でリマスター盤が安く手に入るようになってます。タイミングだよね~。



#1164 / STRONGER THAN HEAVEN / 1986

★★★★

Stormwitch stronger than heaven (320x320)

マイナーなバンドではありますが、ジャーマンメタルの中では古株なんだよ。80年代中盤だとHELLOWEENと同期くらいじゃなかろうか。この3rdアルバムは30年前の作品だもんね。いや~同世代の皆様、恐ろしい話ですな。コレは、バイブルBURRNのレビューを参考に貸しレコード店もしくは輸入盤店に足を運んでいた時期に出会った1枚ですね。ウチにレコードがあるってことはタジに買ってきてもらったのかも。BURRNでの得点は高くなかった気がしますが、たしかにB級臭がプンプン漂う楽曲が続きます(笑) まあそれはともかく、このアルバムはラストのインスト“The Picture of Dorian Gray/ドリアン・グレイの肖像”で決まり!イントロからゾクゾクする名曲なのです。起承転結の構成も素晴らしい。当時もコレばっかり聴いてたよね。ヘヴィメタ史上、数あるインスト曲の中でもベスト10入り間違いなしと評価しております。※ドリアン・グレイの肖像とは…オスカー・ワイルドの長編小説。肖像画が本人の代わりに醜く年老いていくのだが、真実は逆で、最後に残されたのは美青年の肖像画と醜い老人の亡骸だったって話。3度映画化。もしやコンセプトアルバムなのかな?1曲目のタイトルが“Intro/Rats in the Attic”なんだよね。主人公の青年は肖像画を屋根裏部屋に隠すんだよ。



#1946 / EYE OF THE STORM / 1989

★★★★

Stormwitch eye of the storm

ジャケの雰囲気から初期のアルバムだと思い込んでいた5thです。「The Beauty and the Beast」の次の作品でした。やや不安定ながらも、鼻にかかった声が結構好き。ギター2本でキーボーレス、かつてはこの編成のバンドを聴き漁ってたよね。もちろんバンドでコピーする曲を探すため。アレンジを考えず完コピに徹すればいいわけさ。というわけで…徐徐に失速しているのが感じられるアルバムかなと。曲がイマイチ。歌メロはいいと思う。ツインギターの醍醐味も無いね。シャッフルビートの”Tarred and Feathered”は変化球ながら意外とツボった。スクリームがいいね。めずらしくハーモニカとピアノが入ってるな。B-1のタイトルチューンはさすがに気合が入ってる。サビメロがHELLOWEEN系なのは玉に瑕だが、分業と思われるギターソロもかっこいい。#9のトルコ行進曲は高速フレーズ省略バージョン(笑) だったら演らない方がいいかも。このバンドは次の「War of the Wizards」まで聴いて見切りを付けました。どうやらバンドは現在も存続しているらしい。



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