STEVIE SALAS
STEVIE SALAS(US/米)
#1624 / THE ELECTRIC POW WOW / 1993
★★★★

ファンクなイメージだったから敬遠してたところ、豪華ゲスト陣にカバーが多数(9/14)との文言に、ついつい手を出した1枚。オープニング曲ウイリー・ディクソンのカバー“You Can’t Judge a Book”はシンプルでノリノリでいい。リッチー・コツェンがリード、サラスはスライドギターを担当。いちばん良かったのはスティーヴィー・ワンダーのカバー“I Was Made to Love Her(愛するあの娘に)”だね。グレン・ヒューズが素晴らしい歌唱を聴かせてくれます。スティーヴィーの曲だからね、シンガーとしての対抗意識でしょうか、珍しく気合入ってるな~って感じ。ギターはコツェンで、終盤メロトロンで厚見玲衣先輩も登場。あとはロビン・トロワーのカバーでしょ、リック・デリンジャーのカバーにはザック・ワイルド参戦、締めはデヴィッド・ボウイ「ダイアモンドの犬」より、とバラエティに富んだ内容です。その他ゲストとして、CHEAP TRICKからリック・ニールセンとトム・ピーターソン、T.M.スティーヴンス、マット・ソーラムほか、豪華なのはいいけど、それぞれの出番が少なくなってしまうというジレンマ。