LINDA HOYLE
LINDA HOYLE(UK/英)
#1569 / PIECES OF ME / 1971
★★★★
AFFINITYで歌った後のソロ作品です。なかなかマニアックなフィールドかもしれませんが、知る人ぞ知るといったところでしょう。バックを務めるのは、ギターがクリス・スペディング、ピアノがカール・ジェンキンズ、ドラマーはSOFT MACHINE他のジョン・マーシャルです。つまり演奏陣も含めポテンシャルは確かなわけで、そんな中のびのびと期待通りの力強い歌唱を聴かせてくれます。個人的に素晴らしいと思ったのは、楽曲がバラエティに富んでいるというところ。曲調によって歌い分けられる器用なシンガーだなと感じました。ジャケがまたかっこいいじゃないの。美形だしね。ちなみに裏ジャケと見開きで全身が拝めまっせ(笑) どうやら主な活動期間はAFFINITYの70年から72年あたりのごく短い期間だったみたい。AFFINITYがプログレ寄りだとするならば、今作はジャズ寄り、好みでチョイスするもよし、聴き比べてみるもよし。