IAN PARRY
IAN PARRY（UK/英）
#2068 / THE CONSORTIUM PROJECT / 1999
★★★★
元VENCEANCEで現ELEGYのシンガー（他にもミシャ・カルビンのアルバムとか）4枚目のソロアルバム…というかプロジェクト？メンバーはまず、アルイエン・アンソニー・ルカッセン：ベースで3曲（先にルカッセンのAYREONにパリーが参加している。仲間だからね）。続いてトーマス・ヤングブラッド(KAMELOTのG)：が2曲参加。そしてトミー・ニュートン(VICTORYのB)：ELEGYのアルバムをプロデュースした縁で3曲。パトリック・ロンダット：ギターで4曲（内1曲は3分足らずのインスト”The Entity”とベースで1曲。こちらは今作が縁でELEGYに加入。あとはELEGYのドラマーが全曲、同ベーシストが1曲、VANDEN PLUSのギターが5曲に参加しております。以上がコンソーシアム（共同事業体）というわけ。二つ以上の個人や団体が共同で目的に沿った活動を行うために結成されるのがコンソーシアムとのこと。ソロアルバムとは一味違いますよと。結果的に英欄独仏の共同体になってるね。だったら多国籍バンドはコンソーシアム…どうでもいいね。では本題。やっぱロンダットのソロが耳を惹く。曲はまあそこそこといった感じで可もなく不可もなし。パリーの力量が示せたらなそれで良しってことで、ディオ御大の如し堂々とした歌いっぷりは堪能できます。ELEGYとソロの棲み分けが上手くいったようでこのプロジェクト…いやコンソーシアム(笑)、2011年まで5枚のアルバムを重ねているらしい。
