Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL

CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL(US/米)

#986 / PENDULUM / 1970

★★★★

CCR pendulum (320x320)

6枚目にして初のフルオリジナル曲だそうです。この時代、保険としてカバーを入れないと勝負させてもらえないのが普通。コレをイチオシとしたのはもちろん“雨を見たかい/Have You Ever Seen the Rain?”が入ってるから。この「雨」はベトナム戦争で有名なナパーム弾のことなんだって!反戦歌だね。きつねの嫁入りじゃなかった。その意味を知ってか知らずか、映画やCMで度々使われている超有名曲です。2005年リメイク版「ロンゲストヤード」で…所長チームの嫌がらせで水浸しにされた練習場で、囚人チームのメンバーがはしゃぎ回り水しぶきが天気雨のように舞い上がるシーンでもこの曲が。嫌がらせ(ナパーム)など通用しないって意味なのか、70年代へのリスペクト(オリジナル版は74年制作)なのか、意味深だと思いません?真骨頂はオープニング曲“Pagan Baby”のようなジョン・フォガティの熱唱に尽きると思いますが、サザンロック調の明るいノリも、アートなオルガンロックも、管楽器入りの曲も、前衛的なインストも、スワンプロックからどの方向に新境地を見出そうかと模索しているようで結構楽しめました。



#1139 / COSMO'S FACTORY / 1970

★★★★

CCR cosmo's factory (320x320)

いちばん売れた5thアルバムです。注目は「雨を見たかい?」の威光に隠れがちなもうひとつの雨…“Who’ll Stop the Rain”収録アルバムだということ。先に作られた「雨」はこっちってことになる。やはり雨は爆弾であり、反戦歌なんですね。さらに、歌詞の後半では本当の雨についても歌っているんだよ。それは…69年に開催され、自身も出演したウッドストックで降った雨!記録映画を見れば一目瞭然。かなり降ってたよね。雨上がりの泥沼ではしゃぐ若者の姿などを映し出しておりましたな。ウッドストック出演の翌年にリリースされた2枚のアルバムにそれぞれ「雨」をテーマにした曲が収録されたわけですよ。ジョン・フォガティにとってインパクトのある出来事だったのでしょうな~。



#1257 / CHRONICLE, Vol.1 / 1976

★★★★

CCR chronicle (320x320)

68年デビューの古株CCRのベスト盤です。短い曲で纏めちゃいましたね。長い曲もいいんだけどな~。スワンプロックという括りらしいよ。サザンロックの更に泥臭いヤツとのこと。でも出身は南部じゃなくベイエリアなんだって。時代が時代ならスラッシュメタルバンドだったかも(笑) やっぱりジョン・フォガティのヴォーカルが肝ですね。演奏をもっとハードにしたらFOGHATになるかな。そういえば…FOGHATって単語は無いらしく…これはもしかして、ロンサム・デイヴがジョン・フォガティをリスペクトして造語でバンド名を的な話…じゃないみたい(笑) カントリーミュージックの方面に活路を見出すとサザンロックになるのでしょうか。“I Put a Spell on You ”が入ってるね。これは是非オリジナルも聴きましょう。SCREAMIN’ JAY HAWKINSって人なんだけどとにかく凄いから。初めて聴いたのはジム・ジャームッシュの「ストレンジャー・ザン・パラダイス」の挿入歌として。インパクトあるよ。リアルタイム世代じゃないからさ、このベスト盤だけでいいかなと思ったんだけど…いちばん売れた「COSMO’S FACTORY」と“雨を見たかい?”が入ってる「PENDULUM」は聴いてみたよ。古い音だけど良かったです。



バンド名検索

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional