ARCH RIVAL
ARCH RIVAL(US/米)
#2171 / IN THE FACE OF DANGER / 1991 / US
★★★★
マイケル・ハリスのギターが聴きどころになっているUSバンドのデビューアルバムです。個人的には「誰?」なんだけど(笑) ハリスは、バンドデビューよりも先に、デビッド・T・チャステインのレーベルからソロデビューしており、その実力は折り紙付き。2021年の最新作まで、10枚もソロ・アルバムをリリースしているんだってさ。とりあえず1stソロには興味津々だ。シンガーもイケてます。意外なことにビートルズのカバー(レボリューション)もあったり。アメリカン・ハード、メロディ重視という点に於いてはメロディック・ロック、この辺が中心なのだが、やたらと明るい曲調だとね、クオリティは認めざるを得ないけれど、個性的ではないかな。そういうのは他のバンドに任せて、シリアス方向の楽曲をメインに据えてほしい。オープニングのタイトルチューンが際立っています。キラーチューンと呼んでも差し支えない。この路線でしょ。まずアメリカン丸出しじゃない曲調がいいね。そして何よりマイケル・ハリスのギターワークですな。ソロのみならず、バッキングも主張しており、カッコいい。93年の2nd、97年の3rdがどんな方向性なのかチェックしてみようか。