十二人の怒れる男
十二人の怒れる男
#23 / 12 Angry Men / 1957 /US
監督:シドニー・ルメット 製作:ヘンリー・フォンダほか 原作/脚本:レジナルド・ローズ 撮影:ボリス・カウフマン 音楽:ケニヨン・ホプキンス 出演:ヘンリー・フォンダ リー・J・コッブ マーチン・バルサム E・G・マーシャル ジャック・ウォーデン エド・ベグリー ロバート・ウェッバー エドワード・ビンス ジョン・フィードラー ジャック・クラグマン ジョセフ・スウィーニーほか
怒れる男たちの正体は陪審員。ある殺人事件の評決は全員一致でしか成立しない。最初の投票…有罪11 無罪1(これがフォンダ)。12人の優しい日本人で言うところの豊悦だね。「疑わしきは罰せず」の精神で無罪票を増やしていくという話。舞台が限定されている点、登場人物すべての個性が爆発している点、ルメットが後年撮る「オリエント急行殺人事件」の原点か?