効率的な復習のタイミング
効率的な復習のタイミング
暗記して10分後に復習
寝る前に復習
朝起きて復習
その日のうちに繰り返すことと、翌日に復習することが重要です。できるだけ早く復習すると、記憶が鮮明なため、忘れていても短時間でよみがえります。
1週間以上経過したあとで復習しても、ところどころ完全に忘れてしまって、初めて記憶した時と同じ時間が必要となるのです。
完全に忘れないうちに、そして、簡単に記憶がよみがえるうちに、短時間で復習することが、効率的な記憶法になります。
さらに効率をあげるために
学習した後、ゲームをしたりテレビを見たりしないこと。
どうしても我慢できないなら勉強の前に済ませましょう。
重要なのは「順序」です。
記憶が定着するのは睡眠時であり、睡眠中に脳内で取捨選択される情報は寝る直前のものが多いからです。
暗記モノは寝る直前にやりましょう。
勉強してすぐ寝れば、次の日も覚えているはずです。
記憶の取捨選択
英単語を50個覚えた子が、勉強の合間に休憩と称してゲームを始めます。そこでゲーム攻略のために必要な知識を得ました。
その日の夜、子どもが寝ている間に脳が記憶することを取捨選択します。
脳は子どもにとってより重要なゲーム攻略の知識を選択し記憶します。結果としてイヤイヤ覚えた英単語は忘れ去られるというわけです。
脳が取捨選択する基準は…単純に回数と時間帯です。
ある程度の時間をあけて英単語を3回見て、ゲームを1回にとどめておけば、脳は頻繁に目にする英単語の方が重要だと判断して記憶します。
寝る直前までゲームをせず、英単語を見てから寝るようにすれば、脳にとっての最新情報である英単語の方が重要だと判断して記憶するのです。
暗記モノは同じことを1日3回
そのうち1回は寝る直前に!