ヌンチャク
ヌンチャク(JPN)
#2129 / NUNCHAKURA / 1996
★★★★
千葉県柏市を中心に活動していた?している?ハードコア・バンドの2ndアルバムです。積極的に聴くタイプの音楽ではないけれど、おそらくはB誌で取り上げられていたのを真に受けた結果ですね。ヌンチャクのみならずROTTEN ORANGEレーベルのバンドは、GARLIC BOYSやYELLOW MACHINEGUNも聴いてみた。いずれもハードコア系ゆえ予想通り嵌るには至らなかったが、今作に関しては割と印象が良くてね、もう1枚「都部ふぶく」も聴いてみたりした。いいと思ったポイントは、小学校からの友人という2人のシンガー。ハッキリした声質の違いがもたらすコントラストの妙でしょうか。一方はフィリップ・アンセルモみたいなパワー系(ラッパーの要素あり)で、もう一方はヒステリック系。このシンガーだけでも迫力じゅうぶんなところ、楽曲の方も怒涛の攻撃力で、これならHR/HMファンの耳にも響くかもね。収録時間が短いのも幸いしている。ちなみに曲のタイトルや歌詞は珍妙なのですが、基本的に何を言ってるのか分からないので、歌詞カードでの確認が必要。確認したとてって話もありますが…。